本日の一品

グキッと根本が曲がるスイング式LANケーブルで安心度アップ!

 この年末年始の大掃除はネットワーク環境、主に配線まわりの整理を頑張った。もちろん他の部屋の掃除なんかしている暇はない。ホコリは積もっていても生活できるが、配線のどこかに不具合が発生すればスマホもパソコンも通信できないし、仕事にならないからだ。配線大事。

 というわけで、Wi-Fiアクセスポイントからネットワークスイッチ、そしてルーターに至るまで、有線接続している箇所は軒並み全て新しいケーブルに置き換えた。で、そんななかでも以前から特に気になっていたのが、棚の壁から生えているLANケーブルだ。壁面のLANコネクタに接続しているのだけれど、少し出っ張ってしまうので、棚に物を置いたときにケーブルの根本にダメージを与えてしまいかねない。

一般的なLANケーブルだと手前側に出っ張る。物をぶつけたり、無理に上下左右方向に向けようとすると断線する可能性も

 Wi-FiアクセスポイントのLANケーブルを接続している箇所がそれなので、断線してしまうと自宅のWi-Fi機器が一気に全滅する。何かしら安全対策しなければ……と思っていたときに見つけたのが、スイング式コネクタのLANケーブルだった。

エレコムのスイング式コネクタのLANケーブル

 製品は3タイプある。コネクタの一端だけが垂直または水平方向にスイングするもの、それと一端が垂直方向に、もう一端が水平方向にスイングするものだ。今回は2つの壁面コネクタそれぞれで異なる方向に配線したかったので、片側垂直スイングと両端スイングの2種類を購入した。

一方だけが垂直方向にスイングするタイプ
一方が垂直方向に、もう一方が水平方向にスイングするタイプ

 結果はご覧の通り。コネクタ根本部分の出っ張りはそれほど変わらないが、上下左右方向にケーブルを向けるとき無理に屈曲させることなく、根本ごとその方向に回転できるので、すっきりした見栄えになった。

 もし物がぶつかったとしてもコネクタの堅い部分がプロテクター的に機能して守ってくれるので安心だ。ケーブル自体は柔軟で絡まったりねじれたりしにくく、取り回しが楽なのもありがたい。

ビフォー
アフター

 本当はできるだけ目立たないようにホワイトのケーブルにしたかったのだが、エレコムのスイング式LANケーブルは今のところブルーしかないようで、そこだけが残念。見栄えが良くないわけではないけれど、ケーブルモールで隠した方がいいかなあと思っている。

白い壁にブルーのケーブルはちょっと目立ってしまうので、ケーブルモールで隠す方向で検討中
製品名発売元販売価格
Cat6A準拠LANケーブル(スイングコネクター) LD-GPATWVエレコム900円前後(2m)
製品名発売元販売価格
Cat6A準拠LANケーブル(片側垂直方向スイングコネクター) LD-GPATSVエレコム800円前後(2m)