本日の一品

Apple Watch充電パッドが便利、iPhoneも同時充電可能な「Anker MagGo Power Bank」

 ここ数年のうちに、最近iPhoneとApple Watchの両方を使っている人が増えた印象がありますが、それだけに重要性が高まっているのが日々の充電です。iPhoneは言うに及ばずですが、Apple Watchも筆者の経験でいえば「Apple Watch Ultra」を除くとバッテリーが2日持つかどうか……という所なので、1日に1度は充電した方が安心でしょう。

 しかしながらApple Watchの充電器は独自仕様ですし、純正の充電器はケーブルが長く、ACアダプタやモバイルバッテリーなどと一緒に持ち歩くにはやや不便だったりします。それゆえ最近では、外出先での充電に適したApple Watch用充電器やモバイルバッテリーの類も増えているのですが、中でも特徴的な存在といえるのが、アンカーの「Anker MagGo Power Bank」です。

 これは10000mAhの大容量ながら比較的コンパクトなサイズのモバイルバッテリーで、Apple Watch用の充電パッドも備わっていることから、Apple Watch、そして「iPhone 15」シリーズ以降のUSB Type-C端子を搭載したiPhoneを同時に充電できるのがポイントです。

アンカーの「Anker MagGo Power Bank」は、Apple Watch用充電パッドとUSB Type-Cケーブルを内蔵しており、Apple WatchとiPhoneの同時充電が可能だ

 同種のモバイルバッテリーは他にもいくつか存在しますが、Anker MagGo Power Bankの特徴的な要素の1つは、充電パッドを最大90度まで傾けられること。これによって従来の充電パッドでの不満要素となる、充電中に外したベルトが邪魔になるという問題を回避できるのです。

 Apple Watch用充電器の充電パッドは、一般的に水平に設置されていることから、充電するにはApple Watchのベルトを外して充電パッドに置く必要があり、外したベルトが邪魔になってしまうのです。

 ですがAnker MagGo Power Bankは充電パッドを傾けられるので、Apple Watchを垂直にした状態で充電パッドに設置できるのです。これならベルトを締めた状態でも充電ができるので、面積を取らずに済む訳です。

充電パッド部分は角度を自由に調整でき、最大で90度まで傾けられる
90度傾ければ、Apple Watchのベルトを付けた状態で充電できるので省スペースで済む
もちろん水平にした状態で充電することも可能。本体に厚みがあるので、持ち歩きながら充電する際はこの状態で、本体にベルトを巻きつけておくと安心だろう

 しかもAnker MagGo Power Bankは、本体とUSB Type-Cケーブル1本が一体になっていることから、iPhoneを充電するのに別途USBケーブルを用意する必要がありません。しかもこちらのケーブルは出力だけでなく入力にも対応しているので(最大30W)、対応する小型のACアダプタを一緒に持ち歩けば本体への充電も完璧です。

内蔵のUSB Type-CケーブルはiPhoneなどへの充電だけでなく、ACアダプタを接続して本体を充電することも可能だ

 加えて本体にはもう1つUSB Type-C端子が備わっており、こちらも入出力対応なことからケーブルを接続してスマートフォンを充電する、あるいは本体の充電に使うことも可能です。もちろんバッテリー容量の限界はありますが、Apple Watchとスマートフォン2台を同時に充電することも可能な訳です。

もう1つUSB Type-C端子が備わっているので、別途ケーブルを用意すればApple WatchとiPhoneなどスマートフォン2台を接続することも可能だ

 他にもAnker MagGo Power Bankには、最近のアンカー製モバイルバッテリーで増えているディスプレイが搭載されており、充電状況を確認できるのもメリット。iPhone 15シリーズ以降とApple Watchを持っている人なら、これと小型のACアダプタ1つさえあれば、ちょっと遠出する時や短期間の出張などでも充電環境は安心、といえるのではないでしょうか。

ディスプレイにはバッテリー残量や各デバイスの充電状況などが表示されており、とても分かりやすい
製品名発売元実売価格
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