本日の一品

スマホなどのディスプレイを守る液体ガラスコーティング剤「スマツル」を試してみた

 スマートフォンのディスプレイ強度はどんどん向上していますが、本体を落とした際の打ちどころが悪いと、どうしても画面にヒビが入ったり、割れてしまうことがあります。多くの人は、ディスプレイにフィルムを貼ったり、本体を保護するケースを付けて対策していることでしょう。

 個人的には、かさばってしまう、スマートフォンのデザインをそのまま楽しみたいといった理由で、ケースを付けるのはあまり好きではありませんが、ディスプレイだけはフィルムを貼って使っています。とはいえ、分厚いガラスフィルムを貼ると、画面内指紋認証の精度が落ちたり、タッチ感度が悪くなることがあるので、最適解とは言い難いのも事実でしょう。

 そこで今回試したのが、液体をスマートフォンディスプレイといったガラスや、樹脂製品に塗布することで、ナノ粒子による保護膜が形成され、画面の保護ができる、液体ガラスコーティング剤の「スマツル」。ツヤと光沢が出て、傷がつきにくくなるとのこと。

同梱物はコーティング液とプッシュ用のスプレー、液体を塗るための布が2種類と説明書

 まず、コーティングしたいガラス(今回はスマートフォンディスプレイとスマートウォッチディスプレイ)をふき取って汚れを取り除いておきます。液体が入っているボトルにスプレータイプのキャップを取り付ければ、準備完了。シンナーのような強い匂いがあるので、換気しながら作業をするのがおすすめです。

 スプレーで液体を黒い布に吹き付け、ディスプレイにまんべんなく塗っていきます。ムラなく塗り終えたら、10分放置。その後、青い布で再度ディスプレイをふき取り、今度は30分放置。以上で、作業自体は完了です。液体ガラスコーティングは初めて行いましたが、特に難しい作業はないので、問題なく終えられました。ディスプレイにフィルムを貼る作業のほうが、よほど神経を使うし、失敗も多いでしょう。

黒い布に液体を吹きかけて塗り、10分放置
青い布で拭きとったら、そのまま30分乾燥

 なお、以上の作業を終えれば、通常通りスマートフォンを操作しても大丈夫ですが、24時間以内は、塗布部分に水がかからないようにとのこと。キッチンで使用する際などには、注意が必要です。

塗布しても見た目にあまり変化はなし

 塗布後の触り心地としては、塗布前よりも少しツルっとした印象。塗布直後は若干指紋が付きやすくなりますが、時間が経つと、あまり気にならなくなります。強度に関してはあまり体感できていませんが、厚みがほぼ変わらないのに、「コーティングされている」感が出るのはうれしいところ。スマツル1本でスマートフォン約20台分も利用できるので、時間をかけて、何度か重ね塗りしてもいいかもしれません。

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