本日の一品
いわゆるCtrl+Alt+Delキーな3ボタンショートカットキーデバイス
2024年1月17日 00:00
パソコンで特定の操作を省力化するために、ボタン1つでそれを実行できるようにするショートカットキーデバイスというものがある。いくつかのボタンなどを備え、1つ1つに任意の操作を割り当てられる仕組みだ。
ビジネスアプリケーションなどで日常的に使うショートカットキー操作を楽にできるのはもちろんのこと、クリエイティブ系のソフトやゲームでも一定の動作を半自動化するのに役立ったりする。各社からそういったショートカットキーデバイスが登場しているのだが、日本のパソコン周辺機器メーカーとして有名なサンワサプライからも登場した。
わずか3つのキーのみを備える、指でつまんで持てるほどのコンパクトなサイズのショートカットキーデバイス。USBによる有線接続でシンプルな外観ではあるのだけれど、メカニカルキースイッチを採用していて、押したときのメカニカルらしい感触と音も特徴の1つ。さらに、キーを押したときに3色で光るバックライト機能もある。
本製品を活用するには専用アプリケーション(Windowsのみ対応)が必要となる。単純にキーボードのどれかのキーを割り当てられるだけでなく、マウスのクリックや座標移動を割り当てたり、指定した文字列の一括入力を割り当てたり、音量調整や楽曲再生などのメディアキーとして割り当てたりもできる。もちろん3つのキーそれぞれに別の機能を設定可能だ。
筆者はスクリーンショット絡みの操作を簡単にするのが目的だったので、Windowsの「Snipping Tool」を起動する「Win+Shift+S」と、画面全体のスクリーンショットを撮って保存する「Win+PrintScreen」キーを設定した。で、残りの1つにはとりあえずメールアドレスを文字列として入力する動作を登録しておくことに。これでログイン画面や申込みフォームなどでメールアドレスをいちいち手入力する面倒が少なくなるはず。
いろいろな操作を割り当てることができるアイテムではあるのだけれど、キーボードマクロ的な設定ができないのは残念な点。基本的には1つのキー押下か、(ShiftやCtrlなどの)修飾キーとの同時押しに対応するだけで、たとえば「Aを押した後、一定時間をおいてB、その次にCを押す」みたいなカスタマイズには今のところ対応しない。
ショートカットキーデバイスには他にも多機能なものがたくさんあるけれど、シンプルに機能設定でき、ミニサイズで場所をあまりとらないものがほしい、という向きにはおすすめできるアイテムだ。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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プログラマブルキーボード ミニ3キー 400-SKB075 | サンワサプライ | 3480円 |