本日の一品

旅先で使いやすい電源タップ「Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)」

 もはや旅行での必須品になっているUSB充電器。ケータイ Watch読者の皆様のなかには、100W以上の充電器を持っている方も多いだろう。

 ノートパソコンへの給電にも、ポケットに収まる程度の充電器が利用できるようになったため、旅に出る時の荷物が近年ぐっと減った。一方で、これまで意識しなかった問題が、「コンセントなんでそこにある」問題だ。

 これまでケーブル付きのACアダプターでノートパソコンを使用している際は、コンセントの位置はあまり気にならなかった。ところが、プラグイン充電器では、コンセントの位置に近い位置で作業をしないといけないので、コンセントの位置というのが結構重要になる。

 ホテルによっては、デスク周りにコンセントがないこともあり、就寝中に床にあるコンセントで充電したり、かなり無理のある姿勢で使ってみたりしたことのある方も多いと思う。

デスク上にあるコンセントは使いやすい
床に近い位置にあるコンセント、手持ちのUSBケーブルが短ければ、充電しながらの操作は絶望的だ

 また、新幹線や列車にもコンセントが備えられている場合があるが、肘掛けにあったりすると、充電器が重くてすぐに抜け落ちてしまうこともある。それごとに何度も指し直すのもおっくうであるし、根本的な解決方法ではない。

 だからといって、延長コードを持って行くのも本末転倒な気もする……というなかで見つけたのが、急速充電機能付き電源タップ「Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)」だ。

 USB Type-Cなら単一ポートで最大140W給電ができるほか、USB Type-Cが2ポート、USB-Aが2ポートあるので、一度に多くのデバイスを充電できる。

 また、コンセントの出力ポートも2つ用意されているので、旅館などで友人の充電器もいっしょに使いたい場合や、高い出力がほしいデバイスを2台以上利用する場合などで便利だ。

 このコンセントの出力ポート、差し込むと差し込み口が浮き上がってくる仕様。本体の薄さと安全性を両立させたものになっている。

 ケーブルの長さは1.5m。本体側の端子の形状が特殊で、一般に売られているケーブルは対応しない仕様になっている。

 また、本製品には電力の供給状況がわかるディスプレイが備えられている。本体側面のボタンを押すことで、全体の出力とUSBポートの出力状況、ポート別の電圧電流の値を確認できる。デバイスによっては、充電状況が見づらかったり、デバイスが高温で充電できていない場合があるが、この表示をチェックすれば、デバイスがどれくらいの勢いで充電されているのかを簡単に確認できる。

全体の電力
ポートごとの電力
ポートごとの電圧と電流
1.5mのコードがあれば、かなり使いやすい
製品名発売元実売価格
Anker Prime Charging Station (6-in-1, 140W)Anker1万4990円