本日の一品

手軽に携行できる小型で大容量のモバイルバッテリー「MPC-CS5001」

 ちょっと出かけるとき、カバンの中にとりあえず入れておくものといえば、スマートフォンと家のカギ、サイフに加えて、外せないもののひとつにモバイルバッテリーがあります。むしろスマホ決済が浸透した今となっては、サイフより優先順位が高いかもしれません。道で行き交う人々、老若男女がみんなリチウムイオンバッテリーを持ち歩いているのであろうなあと想像すると、なんだか不思議な気分になったりします。

 そんなわけで生活に欠かせない存在となったモバイルバッテリー。難点は大容量になるほど嵩が増し、持ち運びが困難になることは言うまでもありません。筆者もあれこれ買い換えつつ試した中で、5000mAhくらいのものが手のひらに乗るくらいの大きさで、重さ的にも容量的にも、ちょうど良いサイズと考えていました。

マクセルのモバイルバッテリー「MPC-CS5001」。太めのマーカーペンくらいのサイズです。

 と思っていたら、今回ご紹介するマクセルの「MPC-CS5001」に出会いました。本製品はサイズが26×115×26mmという細長いスティック状、身近にあるものでたとえるなら太めのマーカーペンくらいのサイズで、5000mAhという容量を内蔵しているモバイルバッテリーです。

入出力用のUSB Type-Cと、出力用のUSB Type-A端子を両方備えています。
ストラップなどをつけられる取っ手があります(ぶら下げて持つのは非推奨とのこと)。

 USB端子としてUSB Type-C(入出力)/Type-A(出力のみ)を両方備え、出力電流も最大2.4Aと充分。カタログにはスマートフォンを2回満充電できるとあります。試しに筆者が所持しているiPhone 12 miniをバッテリー空っぽの状態から満充電してみたところ、本体のLEDで表示される残容量には、まだ半分程度の余裕はあるように見えました。

筆者が普段使いしているAnkerのモバイルバッテリーと比較してもこのサイズ。
iPhone 12 miniとの大きさ比較。

 普段使いしているモバイルバッテリーと同じ容量で、サイズが小さくなっているのなら、こちらを選ばない手はないと思いつつ、筆者はあえて本製品を「追加で持ち歩く」ようにしました。前述の通り小型なだけでなく、約105gとカバンの中に追加してもさほど気にならない重さであることに加えて、筆者はモバイルバッテリーをカバンに入れ忘れたり、使ったままで充電するのを忘れたりすることが多いからです。しまった! という時の備えになってくれそうです。

iPhone 12 miniに充電してみた様子。満充電しても残容量に余裕がありました。

 小型軽量なので、ウォーキングやジョギングの際に一緒に持ち歩いてもよさそうです。歩いたり走ったりしている最中は、音楽を聞いたり計測用のアプリを動作させたりして、ちょっと長距離を踏むとスマホのバッテリーの残りが心許なくなりがちなので助かります。同様に、より長距離を踏むサイクリングのお供などにもぴったりではないでしょうか。カバンの隙間やポケットにちょっと入れておくのにぴったりなモバイルバッテリーとして、オススメしたい一品です。

製品名発売元価格
MPC-CS5001マクセル3819円
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