本日の一品

65W出力でノートパソコンに最適、2ポート利用でも余裕のキューブ型USB PD充電器

 以前の記事で、外出先に持ち歩けるコンパクトなUSB充電器として、2ポートそれぞれが20Wで出力でき、さらに1ポートでは45Wで出力できるUGREENの製品を紹介した。この時、45Wはあくまで必要最小限で、できれば65Wあるとベターだと書いたのだが、それから2カ月、この条件に合致する製品が登場してしまった。今回紹介するエレコムの「EC-AC4365BK」がそれである。

キューブ型の形状。USB Type-Cを2ポート搭載する

 本製品は、1ポートのみ利用で最大65Wという、ノートパソコンの充電においては申し分のない出力に対応している。また、2つのポートそれぞれにデバイスを接続した場合は、片方が45W、片方が20Wという出力に対応している。

背面。プラグは折りたためるのでバッグの中で荷物を傷つける恐れも低い
2ポートを搭載する。出力がきちんと書かれているのでわかりやすい
もちろんPSEマークも取得済み

 2ポート利用時ですら一方のポートが45Wで出力できれば、ノートパソコンの充電時に、もう一方のポートにつないでいるスマホをわざわざ外さなくても、そのまま充電できてしまう。より高速に充電したい場合のみ、1ポートのみ使って65Wで充電すればよいというわけだ。実際にチェッカーで測定した限り、公表されているスペックと実際の出力の間に違いはなく、信頼は置けると見ていい。

コンセントに挿した状態。左右のポートへの干渉具合は前述の2製品と違いはない
ノートパソコンに45W、スマホに20Wの同時充電が行える
ノートパソコンのユーティリティでは45Wの電源として認識されている
1ポートのみ利用時は65Wの電源として認識される。45Wよりも高速な充電が可能だ

 そんな本製品の最大のメリットはサイズだ。65W出力の1ポートのUSB PD充電器としてメジャーな製品と比較して、断面積はほぼ同等。それでいて2ポートを備えているとくれば、選ばない理由がない。全長こそわずかに長いので、本製品のほうがより小さいとまでは言えないが、実際にバッグに入れて持ち歩いても、違いをほぼ感じさせない。実売価格も4480円、セールでは3000円台になるというリーズナブルさも利点だ。

Ankerの65W(左)、本製品(中)、前回紹介したUGREENの「Nexode Mini 45W」(右)の比較。断面積は本製品がもっともコンパクトだ
ただし全長は本製品がやや長い

 こうしたUSB充電器は世代交代が早く、それまでデファクトスタンダードだった製品があっという間に終息することもしばしばだが、ほぼすべての製品がGaNを採用した現在、より極端な小型化は、新技術が登場しない限りしばらく考えにくい。そうした中で2ポート搭載ながら出力の大きさとコンパクトなボディを両立した本製品は、ひとつのスタンダードとなっておかしくない1台だ。

1ポート利用時のPDO。PPSにも対応している
2ポート利用時のPDO(45W側)
2ポート利用時のPDO(20W側)
本体の印字。実際にテスターで測定した値と完全一致している。QuickChargeにも対応しているようだ
製品名発売元実売価格
EC-AC4365BKエレコム4480円