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給電もできる「Microsoft オーディオ ドック」がテレワーク環境に1台あると便利!

 テレワーク環境を整えるうえで、モニターやキーボード、マウスといった周辺機器がどんどん増えていくのは、ある程度仕方のないことです。快適に作業するためのものではありますが、デスク上が煩雑になるのは避けたいところ。そこで、「Microsoft オーディオ ドック」を導入してみました。

 筆者の場合、取材に出ることも多いため、普段はノートパソコンをメインに使用し、自宅では外付けモニターといった周辺機器に接続して利用しているのですが、愛用しているノートパソコンにはHDMIポートが搭載されていないため、外付けモニターとの接続にはハブを使用しています。

 そのため、ノートパソコンにはハブと充電用のUSB Type-Cケーブルを接続する必要があり、コードが余計に増えてしまうのが悩みどころでした。また、仕事中に音楽を聴くためにスピーカーを置いたり、オンライン会議用にマイクを置いたりと、デバイスが増えていき、デスク上はものが溢れているような状態でした。

 Microsoft オーディオ ドックは、1台で上述したさまざまなデバイスの機能をまかなえるのが特徴。搭載スピーカーは15Wのウーファーと5Wのツイーターをビルトインした「Omnisonicスピーカー」となっており、音質、音圧ともに十分満足できる性能です。マイクもノイズ低減機能付きデュアルマイクとなっており、周囲のノイズを除去できる仕様になっています。この1台で、オンライン会議は問題なくこなせます。

マイク、スピーカー、ハブの役割を1台でこなせる

 トップには音量上/下ボタン、再生/一時停止ボタンに加え、マイクのオン/オフを切り替えるミュートボタンと、Microsoft Teamsボタンが搭載されています。個人的にはTeamsを使う機会があまりないのですが、ワンタッチでミュートのオン、オフが切り替えられるのは便利です。

 また、Microsoft オーディオ ドック経由でパソコン本体を充電できるのもポイント。別途パソコン用の充電器を用意しなくて済みます。

ノートパソコンに直接給電可能

 Microsoft オーディオ ドックは、本体とコンセントを接続するコード、本体とパソコンを接続するコードの2本があるため、厳密に言うとコードの本数が減っているわけではありませんが、パソコンと直接接続するコードが1本で済むことに加え、コンセント、Microsoft オーディオ ドック、パソコンと一直線に接続ができるため、デスク上が整理しやすいのが魅力です。

コード数は減らないが、1デバイスに集約できるためデスクを整頓しやすい

 接続可能なポートはUSB Type-C×2、USB Type-A、HDMI。HDMIとUSB Type-Cを使い、2枚のモニターに表示することも可能。強いて言えば、SDカードスロットも欲しかったところですが、恒常的に使用するものではないので、ストレスに感じるほどではありません。

 Microsoft オーディオ ドックは、マイクロソフト公式ストアでは3万5530円で販売中です。決して安価ではないものの、ハブ、スピーカー、マイクのセットを揃えると考えれば、十分なコスパとも感じます。デスク回りをすっきりさせ、テレワーク環境をよりよくしたい人には、ぜひ試してほしいデバイスです。

製品名発売元実売価格
Microsoft オーディオ ドックマイクロソフト3万5350円