本日の一品
シャープペンシルのような書き心地に変えてくれる「エレコム Apple Pencil 専用 交換ペン先 TIPAP04CR」
2023年4月25日 00:00
Apple Pencilはすばらしい。描画時の精度が高く、紙と同じような感覚で描画できるから、思考をまとめるためのメモや図をパパッと書ける。校正の赤入れをする際も、余計な文字にまで訂正線を引いてしまうということがないため、ストレスがない。
とはいえペン先が太い。細い線を描けないわけではないけれど、太いから描画している線が見えづらい。
どうせいつかは摩耗して交換するのだから……と交換ペン先を探していたところ「エレコム Apple Pencil 専用 交換ペン先 TIPAP04CR」(以下、TIPAP04CR)がAmazon新生活セールの対象製品になっていたので購入してみた。
なお、レビュー環境は、iPad Pro 12.9インチ 第4世代とApple Pencil 2、ディスプレイには光沢ありの保護ガラスフィルムを貼付している。
TIPAP04CRは、純正のペン先と異なり、全体的に透明だ。透明の円錐の先に金属の極細チップが埋め込まれている。製品サイトによれば、これは銅製素材。「iPadの液晶画面を傷つける恐れがあるため、必ず液晶保護フィルムを貼ってご使用ください」と注意書きがあった。
ペン先は細くてなめらか。金属チップ以外のパーツがクリアなので、ピンポイントで描画したい場合でも、間違いを減らせそうだ。
「とはいえ、純正の精度には負けるじゃろ」と予想しつつiPad Proのお絵描きアプリ「Skitch」を立ち上げて、「ペン」ツールで一本線を引いてみた。
意外なほど、純正ペン先とTIPAP04CRで描いた場合の「差」を見つけられなかった。むしろ、TIPAP04CRのほうがペン先が細く、道具として使い慣れているシャープペンシルに近い書き心地(引っかかりの有無はここでは問わないこととする)で扱いやすいと感じた。
では、精密さを必要とするあみだくじを描いたらどうなるだろうか。
どちらも、縦の線に横の線をピタッと付けて描くことができた。これなら「ほらここ、スキマが空いているから行かなくてもいいんだよ」とイチャモンをつけられることもなさそうだ。
ストロークとペン先の間にほとんど差がないため、写真のトレースもお手のものだ。
レビューでは、「寝かせた状態での描画ができない」というものもちらほらと見かけたが、少なくとも筆者の環境においては、そのようなことはなかった。
金属チップ以外が透明である、というのが描画時のアドバンテージになるのでは? と思っていたのだが、Apple Pencilの軸から出ている接続部がじゃまになるので、描いているものがそれほど見えるわけではなかった。スケルトンというところでテンションが上がるので、それはそれでよしとしよう。
純正のペン先が摩耗してきてしまった、今のペン先では太くて書きづらい、と考えているのであれば、ひとつ試してみてはどうだろうか。
製品名 | 発売元 | 実売価格 |
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エレコム Apple Pencil 専用 交換ペン先 TIPAP04CR | エレコム | 2318円 |