安定感も抜群、スマホやタブレットに使える高さ調節自在な汎用スタンド

　デスクやテーブルの上でスマホを立てておくスタンドは、目線が低くなりがちなのが欠点だ。せっかく画面を立てて見やすくしたはずが、画面が低い位置にありすぎるせいで、首を不自然に曲げなくてはいけないのでは意味がない。こうした場合に適したスタンドが、今回紹介する「LIFTING FOLDING DESKTOP SUPPORT」だ。

パッケージはノーブランド品

本体。折りたたんで持ち運びが容易だ。重量は公称140g

金属製ゆえ持ち運び時は同梱のポーチが必須

　Amazonで同一形状の製品が多数販売されているこの製品、使い方自体は一般的なスマホスタンドと変わらず、折りたたんだ状態から本体を立てて、スマホを載せる仕組み。他製品と大きく異なるのは、このスマホを乗せた部分をエレベーターのように上にスライドさせられることだ。

スタンドをセットした状態。高さを調節できるのがメリット

　これならば目線の高さに近くなるため、デスクやテーブルで作業していても、スマホの着信や通知を見逃しにくくなる。またスマホ以外に小型のタブレットも立てられるので、読書や動画鑑賞などにも役立つ。かなりのスグレモノだ。

　ベース部にかなりの重量があるため重心は低く、安定性は非常に高い。またスマホを支えるアームも含めアルミ合金製ということで、ひ弱さも皆無だ。横幅はそれほどないのでタブレットを乗せるにしてもせいぜい8型程度にしておいたほうが無難だが、耐荷重だけならば10型クラスのタブレットにも十分に対応しうる。

横から見たところ。安定性は高い

高さは6段階で調整可能。これはもっとも下げた状態

ストッパーはラバーが貼られており滑りにくくキズもつきにくい

角度は5段階で調整できる

iPad miniを立てたところ。これはもっとも低くした状態

視線に近い高さに持ち上げることもできる

背後から見たところ。安定性を考えるとタブレットはこの程度のサイズにとどめておくほうがよさそうだ

もちろんスマホも立てられる。底面のポートにケーブルをつなぐことも可能だ

　強いてマイナス点を挙げるとすれば、樹脂製のスタンドに比べるとかなり重く、持ち歩くとなるとスマホ1台分相当の重量増を覚悟しなくてはいけないこと。またアルミ合金製で頑丈な作りゆえ、デバイスと一緒にバッグやポケットに放り込むとうっかり傷をつけかねないので、付属のポーチが欠かせないこと。これらさえ気をつければ、汎用タイプのスタンドとして長く活躍してくれるはずだ。