使わないときは折りたたみオッケー、チョイ足しでデスクを広げるエクステンダー

デスクを少しだけ広げられるエクステンダー

　部屋が狭くてデスク自体を大きくするわけにはいかない。でも、せめてあともう少しだけ広ければ使い勝手が良くなりそうなのに……。なんてときに、そこそこスマートな感じでデスクを拡大する方法がある。エクステンダーと呼ばれるものを使うのだ。

　エクステンダーは、デスク本体の端にクランプなどで固定することで、簡単にデスクスペースをプラスαできるというもの。いろいろなメーカーが同種の商品を取り扱っているが、基本的な構造はだいたい似通っている。

　ただ、今回筆者が選んだのはそのなかでも特に小さいもの。本当にチョイ足しできればいいと思っていたので、23×24cmの最小サイズを選択した。それと、あくまでもデスクの延長として使いたいので、デスク本体の天板とツライチ（同じ高さ）になる、という点も重視した。

パッケージ内容は板と固定用金具、軍手など

　ということで購入したこのエクステンダー、板と取り付け用の金具がバラバラの状態で届くので、別途プラスドライバーを用意して組み立てなければいけない。が、作業自体はそう難しいものではなく5分もあれば完成する。最後に2つのクランプでデスクの端に固定すれば準備完了だ。

固定用金具のクランプ部分を組み立て

次に板にある下穴を利用してねじ留めする

これでほぼ完成

　最小サイズの23×24cmとはいえ、実際に取り付けてみるとそこそこ広く感じる。マウス置き場にしてもいいし、スマートフォンなら2台くらい余裕で置いておける。資料を一時的に広げたいときにも都合がいい。アームレストの用途も想定されているようだが、体重をかけすぎると耐荷重を超えて外れそうなので注意したい。

デスクに取り付けた。一番小さいバージョンのはずだが、意外と大きく感じる

マウス置き場にするのも良さそう

　で、使っていないときは邪魔にならないよう折りたためるのも気が利いている。折りたたんだ状態でもデスク端から5cm程度は飛び出るので、全然気にならないというほどではないけれど、折りたたむのも元に戻すのもほとんどワンアクションで手間は最小限。デスク周りが込み入ったようなところでも問題なく活用できるだろう。

使わないときはこのレバーを握り込むことで……

このように下方向に折りたたんでおける

　ところで、筆者の本命の使い方は、室内サイクリング中のドリンク・補給食置き場だったりする。これまで自転車フレームに取り付けるドリンクホルダーとか、ドリンクホルダー付きサドルバッグとか、置き場所をいろいろ試行錯誤してきたが、やはり自転車のハンドル近くで手に取れるのが一番ストレスが少ない。デスクの背面側にエクステンダーを取り付けると、ちょうど自転車のハンドル位置にくるし、汗がしたたり落ちることもないしで、まさにベストポジションである。マジおすすめ。

筆者的には室内サイクリング中のドリンク・補給食置き場がほしかった。これが今のところベストな環境