本日の一品
首や肩の負担を軽減するスタンドと端末の機能を拡張するハブが一体化! 「Anker 551 USB-C Hub」
2023年3月28日 00:00
タブレットやノートPCを利用していると、ディスプレイの位置が低いので、目線が下がる。そのため、首や肩に不具合が起きやすくなってしまう。
そこで利用したいのがタブレットスタンドなのだが、せっかくなのでプラスワンの機能を備えたものが欲しい。
そこで選んだのが「Anker 551 USB-C Hub(8-in-1,Tablet Stand)」(以下、551 Tablet Stand)だ。
551 Tablet Standは、オルタネートモード対応 USB Type-Cポートを搭載する端末の機能を拡張してくれる。60Hz 4K出力が可能なHDMI、USB 3.1 Gen1 USBType-A×2、3.5mmオーディオジャック、microSD&SDカードスロットを搭載。充電ポートは最大100WのPD対応 USB Type-C。
USB Type-Cケーブル一本で接続することはできないが、ほとんどのモバイルディスプレイにはMINI HDMIポートがあるので、映像はHDMIケーブルで、電源は551 Tablet StandのUSBポートから拝借して、スマホやタブレットの映像を出力できる。
サムスンの上位機種なら、外部ディスプレイへの出力で、スマホをPCのように使えるデスクトップモードの「Dex」を使える。Dex利用中は、スマホをタッチパッド代わりにできるので、あとはキーボードさえあれば、持ち運べる簡易デスクトップ環境のできあがりだ。
この場合、スマホやタブレットではなく、モバイルディスプレイを551 Tablet Standに据えることになるのだが……。
もちろん、本来の使い方をすれば、(スタンドで目線を上げられる環境としては)ミニマムな作業環境を構築できるだろう。
iPadを551 Tablet Standに設置し、キーボードとマウスを用意する。持ち物を減らしたいのであれば、キーボードにポインティングデバイスが一体化しているタイプのものがいいだろう。
なお、本体を折りたたんだときのサイズは約141×143×28mm、重さは約631gで、持ち歩けなくはないサイズ感だ。
また、タブレットなど端末のホルダー部の内側は約10?12mm。受け部の底面から上に向かってわずかに開いており、12mm以上の厚みのあるNintendo Switchなどを載せることもできる。
そのため、ノートPCであっても、機種によっては目線を上げるのに役立てられそうだ。MacBook Proのような重量級のものではさすがに無理だが……。
先に述べたように、重さが約631gもあるので、持ち運ぶのをためらってしまいそうだが、肩や首、目への負担のことを考えてスタンドを持ち歩いている人、かつポートを拡張するためのハブも欠かせないという人にとっては、逆に荷物が軽くなるかもしれない。
また、“自宅内ノマド”にも便利だろう。タブレットやノートPCなどディスプレイの高さを出せるうえ、ハブを別途用意しなくても、これひとつで事足りるので、準備も片付けもシンプルになるからだ。
なんといっても、背中を丸めなくても見やすいのがいい。首や肩が辛いなぁと感じている人に、試してもらいたい一品だ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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Anker 551 USB-C Hub(8-in-1 Tablet Stand) | Anker | 9990円 |