本日の一品
“ひとなで”でホコリとおさらば! 写真撮影のお供に、もう手放せない「除電クリーニングブラシ」
2023年2月22日 00:00
こういう仕事をしていると、ホコリというのは憎むべき天敵みたいなものなのである。たとえばスマートフォンを写真撮影しようとしたとき、表面にホコリが少しでも付着していると見栄えが大変よろしくない。製品のイメージが損なわれかねないし、「なんかキタネエ使い方してんな」と読者に思われそうで怖い。
なので、我々はシャッターを切る前に一生懸命ホコリを取り除く。物撮りはホコリとの戦いと言ってもいい。ところが、ブロワーで吹き飛ばそうとも、マイクロファイバークロスで拭き取ろうとも、次の瞬間には新たなホコリがどこからともなくやってきてコキタナイ感じになる。きれいにしようとすればするほど、かえってホコリが増えて「あああああ」と叫び出さずにはいられない。
これはおそらく静電気の仕業だろう。そう考えて試してみたのがエレコムの「除電クリーニングブラシ」だ。帯電防止繊維が含まれたブラシになっており、ホコリを取り除くと同時に、機器表面に宿っているだろう静電気を除去してくれるというもの。大きさや機能が異なるモデルが数種類ラインアップしており、今回購入したのは「除電クリーニングブラシ(コンパクト収納タイプ)」と「除電クリーニングブラシ(ノーマルタイプ)」の2種類だ。
前者は小型のスティックタイプで、側面のスライダーを上下に動かすことでブラシを出したり、引っ込めたりできる。上にスライドさせるとキーボードなどの隙間を掃除するのに便利な硬めのブラシが、下にスライドさせると帯電防止繊維入りの柔らかなブラシが出現する。スマートフォンなど掃除したい箇所が広くないときにちょうどいいサイズだ。
後者の「ノーマルタイプ」は帯電防止繊維入りブラシのみのタイプで、サイズは大きめ。なんとなくドレッドヘア感あふれる見た目だが、大画面モニターなどのホコリをざざっと取り除きたいときに便利だ。
そんなわけで、ホコリだらけのスマートフォンに使ってみると、あらまあびっくり。ひとなで、ふたなでできれいさっぱりホコリが消え去り、あれだけしつこく舞い戻ってきていたホコリたちもほとんど寄りつかなくなった。
しばらくするとホコリは付着してしまうが、以前より明らかにホコリ帰還率は低下している。撮影効率が高まり、後で写真を確認したときにホコリが目立って再撮影を余儀なくされる、みたいな失敗も減るというものだ。
ちなみに、なぜ2つも購入したかというと、小物とそうでない物とで使い分けたかったのもあるが、この商品自体を撮影するときにもホコリを取る必要があるからだ。物撮りはホコリとの戦いなのである。
ホコリを取り除いてきれいな部屋を保ちたい、という人にももちろんおすすめだけれど、筆者のように撮影時のホコリ対策に悩んでいる人にとっては、一度使えば欠かせないアイテムになること間違いなしだ。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
---|---|---|
除電クリーニングブラシ(コンパクト収納タイプ)KBR-AM014AS | エレコム | 1280円 |
除電クリーニングブラシ(ノーマルタイプ)KBR-AM012AS | エレコム | 980円 |