本日の一品

つけていることを忘れる気軽さ、夜のランニングに必携のライト2製品

 筆者が趣味とするランニングは、秋から冬が最適な季節です。しかし夕方に走りに行こうとするとすでに陽は落ち、郊外に住む筆者宅の周囲はすでに真っ暗という状況です。暗くなってからの時間帯、外を走る際に事故防止のために備えたいのが、身につけるライトです。車や自転車に遠くから自身の存在をアピールできますし、ほかのランナーの存在に気付けるので不意の接触を防げます。

 筆者も腕に巻いたり、ペンダントのようにシャツに付けたりするライトを携行するようにしているのですが、先日アマゾンを眺めていたところ、面白そうな製品を見かけたので新調してみることにしました。今回はそんな2製品をご紹介したいと思います。

薄くて軽いマグネット式のクリップライト

WALK-MARKER充電式LEDマグネットクリップライト

 1つ目は「WALK-MARKER充電式LEDマグネットクリップライト」という製品。製品名の通り、マグネット式のクリップになっていて、シャツやランニングポーチを挟み込んで固着でき、スイッチを入れると内蔵のLEDライトが点灯・点滅します。手のひらに収まるサイズながら、かなり明るいのでバッチリ自身の存在をアピールできると思います。

本体がパカッと開きます。銀色の箇所がマグネットになっており、身体の各所をクリップして留められます。
Micro USB端子経由で充電可能。一度充電すれば忘れるころまで電池は保つ印象です。

 クリップ式のライト自体はさほど珍しくないとはいえ、本製品は平坦なクリップそのものが発光する仕組みになっていてかさ張らないので、装着できる位置の自由度が比較的高いのが利点です。Tシャツの首元や背中だけでなく、帽子のつばやシャツのすそなどにも装着が可能なのは便利に思います。

 ちなみに軽くて薄べったい形状のためか、筆者は装着していること自体を忘れてしまうことがままあり、ピカピカ光らせたままランの途中でコンビニに立ち寄り妙な目で見られたり、シャツに付けたまま洗濯に出してしまったりしました。これらは筆者がそこつなだけで製品が悪いわけではありません。それくらい軽く装着していて自然であると思って頂ければ幸いです。

脱着が簡単なスラップバンド式のライト

 2つ目にご紹介したいのが「RUN-MARKER CHARGE LEDアームバンド」という製品です。バンド式のライトは珍しくありませんが、こちらは真っ直ぐな棒状から、叩きつけると巻き付くスラップバンド、いわゆる「パッチンバンド」に充電式のLEDライトが内蔵された製品となっています。

RUN-MARKER CHARGE LEDアームバンド。普段はこのように棒状ですが……
腕などに叩きつけると巻き付くスラップバンド、いわゆるパッチンバンド式のLEDライトです。

 パチンと叩きつけるだけで巻き付いてくれるので、とにかく脱着が簡単。締め付けるでも緩すぎてずり落ちるでもない絶妙な巻き付き加減の上に本体も軽いので、上述のクリップライト同様に装着しているのを忘れるくらい自然な装着感で使用できます。アームバンドという製品名ではあるものの、足首に装着しても良い感じになじみます。

こちらもMicro USB端子経由で充電します。

 ちなみにLEDライトを内蔵しているほか、バンド自体の表面にリフレクター素材のインクで塗装が施されているので、ライトを付けなくても反射板として使用できます。このため使用の時間帯は夜だけでなく、朝方や昼間にも使用できる便利なバンドでもあります。

夜道での見え方の比較。ライトを装着しているだけで圧倒的に存在感を主張できることが分かります。

 事実、ご紹介したこれらの製品を、筆者は自身が走るときだけでなく、早朝の部活や塾に出かけたりする子どもたちの自転車やカバンに巻き付けて使わせるようにしています。さらに言えば、年末年始には夜にお出かけする機会も増えると思います。そんなとき、不要な自転車・自動車および歩行者との接触事故を未然に防ぐためにも、こういったライトを使用してみてはいかがでしょうか。

製品名発売元価格
WALK-MARKER充電式LEDマグネットクリップライトRUN-MARKER1700円
RUN-MARKER CHARGE LEDアームバンドRUN-MARKER2150円