本日の一品

セットでお得なスマホ用「ガラコ」。画面のすべすべ感が2.0に進化!

iガラコ スマートフォン 2.0

 クルマに乗っている人ならきっと目にしたことがあるだろう、ソフト99の「ガラコ」(glaco)シリーズ。クルマの外装用の撥水剤や洗浄剤などとしてよく知られているこのガラコに、実はスマートフォン用も存在することを知っているだろうか。どうやら数年前にキングジムとの共同開発の形で一度発売されたようなのだが、その後名称変更されて「iガラコ スマートフォン 2.0」が登場している。

 「2.0」ということで、おそらく何かしら進化していると思うのだが、どこがどんな風に進化したのかは明らかではない。しかし、クルマでは抜群の撥水効果を発揮するとして人気のガラコだけに、スマートフォンでも同じように強力なコーティングによる保護効果が得られるはず。ということで、買ってみた。どうやら「オンラインショップ限定品」ということで、今のところ公式オンラインショップのみで購入できるようだ。

パッケージの裏。説明をよく読んでから使おう
思っていたよりずっと小さく、印鑑っぽいシルエットのiガラコ
中央のクルマ用ガラコと比べるとめちゃくちゃ小っちゃい

 届いた製品は想像していたよりもずっと小さい。クルマ用のガラコやスマートフォンと比べると一目瞭然だ。印鑑のようなサイズ感で、なんだかかわいらしい。でもって「ガラコ」とは名乗っているものの、「iガラコ スマートフォン 2.0」の実際の成分はフッ素オイルとフッ素樹脂、とのこと。ガラスコーティングではなく、フッ素化合物によるコーティングをスマホ画面などに施し、指紋や汚れをつきにくくしてタッチ操作時の指滑りもよくする、というものになる。

 扱いが少し難しいこともあるガラスコーティングではないおかげか、スマホ画面への施工は簡単。中身の液体が出やすくなるよう、最初にティッシュなどを使って画面に当てるスポンジ面を何度か押し、それから画面全体にまんべんなく塗り込んでいく。30分放置すれば使用可能になり、90分たつと完全に硬化するようだ。

青いスポンジ面をティッシュで押して、中身がうまく染み出すようにしてから使い始める
画面にぬりぬり

 実際どれくらい効果があるのか、試しに画面の半分だけ塗ってみたところ、塗った方はたしかにつるんつるんのすべんすべん。指が塗ったエリアから塗っていないエリアに入った瞬間、ぐっとブレーキがかかるような感じだ。指紋なども確かに目立ちにくくはなっているが、それでも皮脂が残らないというわけではない。けれども、マイクロファイバークロスなどでより軽い力で拭き取ることができる。

スワイプなどの操作中に塗っていないエリアに入るとぐっとブレーキがかかったような感触
長期間フィルムを貼っていて滑りがわるくなってきているスマートフォンも、画面に直接塗ったときほどではないが、すべすべ効果はあった

 内容量は3ミリリットルで、とりあえず10型タブレットと6型クラスのスマートフォンにたっぷり塗ってみたが、中身はまだまだ残っている。家族が5~6人いても全員分のスマホは余裕でぬりぬりできそう。ただ、効果が持続するのが約30日間ということなので、定期的に塗り直すことを考えると1個では足りない可能性も。なので筆者はとりあえず2個セットを買った。単品だと1100円だが、2個セットだと1980円とちょっとだけおトク。3個だと2780円なので、ガンガン使いまくりたいならまとめて購入するのがおすすめだ。

製品名発売元販売価格
iガラコ スマートフォン 2.0ソフト991100円