本日の一品

大切なものをなくす前に買っておきたい、忘れ物防止タグ「Tile」

 車の鍵や財布など、大切なものをなくして冷や汗をかいた経験はないでしょうか? 今回は忘れ物や落とし物を未然に防いでくれる、紛失防止タグ「Tile」をご紹介します。

「Tile」シリーズの「Pro(2022)電池交換版」

 製品の紹介に入る前に、筆者の“忘れ物エピソード”をご紹介します。

 それは数年前、高速バスを使って旅行に出かけたときのことでした。最寄りの高速バス乗り場まで車で行き、バスに乗車した筆者。旅行から帰ってきてバス乗り場に戻ったとき、車の鍵を持っていないことに気づきました。

 軽いパニック状態になり、1~2時間ほど探したり、高速バスのお客さまセンターに電話したりしてみましたが、結局見つからず。自宅へスペアキーを取りに行って何とか解決(?)しましたが、あのときの心拍数の上昇を思い出すと、同じような経験は繰り返したくありません。

 そこで、今回ご紹介する「Tile」の登場です。

 「Tile」シリーズの製品としては「Pro(2022)電池交換版」「Mate(2022)」「Sticker(2022)」「Slim(2022)」と、サイズやスペックが異なる4種類がラインアップされており、さまざまなニーズに対応します。

「Pro(2022)電池交換版」
「Mate(2022)」
「Sticker(2022)」
「Slim(2022)」

 利用にあたっては、スマートフォンアプリと連携させる必要がありますが、設定はそれほど難しくありません。アプリ内の案内にしたがって操作すれば、スピーディーに設定が完了します。

「Tileを追加」から、新たなデバイスを追加できる

 設定が完了すると、たとえばスマートフォンのアプリ側から「Tile」の端末を鳴らしたり、逆に「Tile」の端末からスマートフォンを鳴らしたりして、音で探せるしくみ。また、Bluetoothで最後に「Tile」の端末に接続した場所が、マップ上でわかるようになっています。

スマートフォンから「Tile」の端末を鳴らして探せる
「Tile」の端末からスマートフォンを鳴らすこともできる
最後に接続した場所をチェックできる機能も搭載

 基本的な機能は無料でも利用できますが、有料のサブスクリプションサービスとして「Tile Premium」(月額360円、年額3600円)も用意されています。「Tile Premium」に加入すると、「Tile」の位置情報を過去にさかのぼって(30日間)確認できるようになるなど、より強力な機能を利用できます。

 筆者の場合、「Pro(2022)電池交換版」を車の鍵につけておき、カードタイプの「Slim(2022)」は財布に入れて活用しています。リモコンなどに貼りつけて使える「Sticker(2022)」などもラインアップされており、さまざまなものに気軽につけられるコンパクトさが大きな魅力。気になった方は、自分の使い方に合った「Tile」をチェックしてみてはいかがでしょうか。

「Mate(2022)」
「Slim(2022)」
「Sticker(2022)」
製品名製造元実売価格
「Pro(2022)電池交換版」Tile4680円
「Mate(2022)」Tile3280円
「Slim(2022)」Tile4680円
「Sticker(2022)」Tile3780円