本日の一品

シンプルだが薄くて小さく安定感も抜群、山崎実業のタブレットスタンド タワー

 薄くて平たいスマートフォンやタブレットは、そのまま置くと面積を食うので割と置き場に困っている人も多いかと思います。筆者も仕事場にはタブレットとスマートフォンを常時複数置いてありますし、それに加えてレビュー用のスマートフォンを借りるとなると端末数がかなりの数に上り、机の上のかなりの面積が端末で埋め尽くされてしまうことも少なくありません。

仕事場の机の一角。スマートフォンやタブレットをそのまま置いていると、どうしても面積を食ってしまうのが難点

 なのであれば机に収納棚でも置こうか? とも考えたのですが、そこで問題になってくるのがタブレットの置き場所です。筆者はタブレットを使うことが多いことからタブレットはなるべくスタンドに立てておきたいのですが、窓際に机がある都合上、棚を置いてスタンドを置く高さが上がってしまうと、窓のブラインドに当たってしまうという問題が発生してしまうのです。

机を窓際に置いているため、タブレットをスタンドに立てる際は窓のブラインドに当たらないよう注意しなければならない

 実際やや高めのスタンドを使っていた時は、窓を開けていたところ風が吹いてブラインドがタブレットに当たって倒れてしまい、下に置いていたスマートフォンに当たって画面を割ってしまう悲劇に見舞われたことがあります。それゆえタブレットを立てる高さはなるべく低く抑えたいというのが正直な所で、それでいて複数のタブレットやスマートフォンを立てて置ける、丁度良いサイズのスタンドはないものか……と探していたところ、見つけたのが山崎実業のタブレットスタンド タワーです。

 これはその名前の通り、タブレットやスマートフォンを最大6つ立てて置くことができるスタンド。同様のスタンドは多く存在しますが、こちらを選んだ決め手となったのは薄くてコンパクトだということ。複数のスマートフォンなどを立てられるスタンドの多くは、充電器を設置できるなど機能を重視している一方で、意外と厚さがあるものも多く筆者の環境にはマッチしません。

山崎実業のタブレットスタンド タワー。最大6つのスマートフォンやタブレットを立てられるコンパクトなスタンドだ

 ですがこちらのタブレットスタンド タワーは、取り立てて機能がある訳ではないものの、その分高さがないので筆者のニーズに丁度マッチしたという訳です。サイズが小さいので大型のタブレットなどを置いたら不安定になるのでは? という心配もありましたが、約260gとそこそこの重さがるので安定感もバッチリです。

 加えてスマートフォンなどを置くための溝の厚さに工夫がなされており、前の3列は1.1cmですが、後ろの3列はより厚いデバイスを置けるよう1.3cmとなっています。実際後ろ側の溝は、フリップケース付きはさすがに難しいものの、クリアケースを装着したスマートフォンくらいであればそのまま置ける厚さなのが嬉しい所です。

横から見たところ。前の3列と後ろの3列とで溝の幅が違っているのが分かる

 そうしたことからこのタブレットスタンド タワーに手元のタブレットとスマートフォンを置いてみたところ、机の上をかなり整理することができました。ただ筆者はスマートフォンをこまめに買い替えていたりするので、今後調子に乗ってスマートフォンを買いすぎてしまい、スタンドをあっという間に埋め尽くしてしまいそうなのがやや不安でもありますが……。

実際に複数のタブレットとスマートフォンを置いてみたところ。最初の写真と比べるとかなりスッキリした上、ブラインドも当たらない高さに収められているのが分かる
製品名発売元実売価格
タブレットスタンド タワー山崎実業2420円