本日の一品

組み合わせるiPhoneによって角度を自由に変えられる「Spigen MagSafeスタンド」

 今回紹介するのは、MagSafe充電器を装着して、卓上で立てておけるスタンドだ。これがあれば、iPhoneを吸着させている時も、平置きにしているのと違って着信や各種通知に気づきやすくなるほか、片手での取り外しも容易になる。

本体はメタル製でずしりと重い。この手の製品で色がブラックなのは珍しい
MagSafe充電器を装着したところ。角度をつけて使えるようになる
ケーブルは背面の穴から後方に逃す形になる
横から見たところ。角度は首とその付け根の部分、2箇所で変更できる

 こうしたスタンドは複数のメーカーから販売されており、もう見飽きている人も少なくないはず。もっとも本製品には他製品にない、いくつかの特徴がある。

 ひとつは首にあたる部分と土台の部分、2カ所が可動する構造になっており、アングルを自在に変更できることだ。同じMagSafe対応のiPhoneでも、iPhone 13 Pro MaxとiPhone 13 miniとでは、ボディサイズが大きく違っており、見やすい角度も違えば、取り外ししやすい角度も異なる。

iPhone 13 Pro Maxを装着したところ。全長が長いのでやや後方に倒すと使いやすくなる
iPhone 13 miniを装着したところ。こちらは前のめりにセットしたほうが着脱しやすい

 その点、本製品であれば、角度が自由に調節できるので、そのような問題もない。天井の蛍光灯が画面に反射して見づらい場合も対応が容易だ。

 また可動部を完全に折りたたんでしまえば、1枚のプレート状になるので、持ち歩きも容易だ。重量があるので旅行などでバッグに入れて持ち出すのは現実的ではないが、座席が決まっていないフリーアドレスのオフィスに移動して作業する場合や、自宅内でリビングに陣取って長時間作業をする場合などには重宝するだろう。

2箇所のヒンジをたたむことでフラットにし、持ち歩くことができる
同じ卓上で使い続けるならば底面のシールを剥がすことで吸着させられる

 もうひとつは、色がブラックであるということだ。本製品のようなMagSafe充電器をスタンドとして使える製品はボディカラーがシルバーばかりで、ブラックの製品は非常にレアだ。ほんのちょっとしたことだが、デスク周りを黒で統一している場合には、本製品は希少な選択肢となる。

 一点だけ気になるのは、前述の可動部だ。海外の本製品のレビューを見ていると、この可動部が長期間使っていると緩んできて、取り外すたびに角度が変わってしまうというユーザの声がある。機能性に富んだ製品だが、長期的に使わなければこの真偽はわからないので、この点についてのみ評価は保留としたい。

製品名発売元価格
Spigen MagSafeスタンドSpigen2093円
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