本日の一品

1600lmの新しいHueに変えてみた。2倍明るくなっても暗さは同等!

1600lmのHue ホワイトグラデーション

 スマート電球の「Hue」で知られるPhilips(フィリップスライティング)の製品は、筆者的には唐突に新製品が追加されていたり、既存製品がリニューアルしていたりする感じがあるので油断ならない(褒め言葉)。ふとWebサイトをのぞいてみたら、従来の最大800lmの電球に加えて、その2倍の明るさとなる1600lmの新製品がラインアップされていたので、すかさず購入した。

 といっても、ただ新しいから飛びついた、というだけではなく、もう1つ理由がある。800lmの従来型Hueたった1つでまかなっていた部屋が、以前から暗く感じていたのでなんとかしたかったのだ。Hueを2個以上取り付ける手もあるけれど、照明器具を新たに購入しなければならず、負担がまあまあ大きくなってしまう。電球交換だけで明るくなるのなら、それに越したことはない。

 ということで入手したところ、明るさ以外にも違いがあることがわかった。それは、大きさだ。仕様を見ると800lm版は高さが108mmであるのに対し、新しい1600lm版は133mm。並べてみるとその差は明らかで、横幅も5mmほど大きくなっている。高さ25mmの違いはわずかだと思うかもしれないけれど、天井の低い部屋に吊して使っている場合だと気になるかもしれない。

1600lm版のHue(左)と800lm版のHue(右)
よく見ると、1600lm(左)の方は電球の先端が白く塗装されている

 で、肝心の1600lmの明るさは、たしかに強力。実際に2倍明るいかどうかは視覚的にはわかりにくいものの、1つだけで4畳半の部屋全体が格段に明るくなった。Hueを複数使うべきかどうかを悩む必要はもうなさそうだ。

最も光量を上げたときの1600lm版(左)と800lm版(左)

 購入前に1つ不安だったのは、最大光量が大きくなったことで、最低光量も合わせて大きくなっていないか、というところ。しかしその点も、気持ち明るいような、明るくないような……という感じで、800lmとほとんど変わっておらず、常夜灯として暗くしたいときはしっかり暗くできることがわかってひと安心。

最も光量を小さくしたときの1600lm版(左)と800lm版(左)

 実売価格が800lmより900円ほど上がることと、最大光量時の消費電力が当然ながら上がってしまうことには一応注意しておきたい。ただ、「明るさはもうちょっと欲しいけど、電球は増やしたくないんだよなあ」と悩んでいたのなら、1600lm版に切り替えてみるのがおすすめだ。

製品名発売元価格
Hue ホワイトグラデーション E26 1600lmフィリップスライティング4309円