本日の一品
手で切れるプチプチが「スパスパ」に。梱包にイノベーションを起こすかも!
2021年7月28日 00:00
大事なものの梱包に欠かせないプチプチ。指先でプチッとつぶすと、なんとなくストレス発散にもなるプチプチ。それが令和のこの時代になって進化し、その名も「スパスパ」となって新登場した。
具体的にどこがどう変わったのかというと、プチプチ1つ1つがスクエア形状になり、きれいに手でカットできるようになったところ。従来のプチプチだとハサミで切らなければならず、しかもまっすぐ切るのが難しかったりもした。新しい「スパスパ」なら、そんな問題とはおさらばできる。
正確に言えば、どこからでも手でカットできるというわけではない。格子状になったプチとプチの間が他よりわずかに広くなっているライン、大きさとしては2.5×5cm(2×4マス)単位であればきれいにカットできる作りになっている。
そのラインを境に、左右に引っ張るというより、ラインに沿って手前と奥に割くような感じで引っ張ることで、まっすぐピリピリとカットできる。切り始めのところだけはスパッといかないときがあるので、そこだけ注意したい。
わざわざハサミを使わずに済む、というのもメリットだけれど、梱包する荷物の形やサイズに合わせやすいのも便利なところだ。たとえば従来のプチプチで小物を包むと、折りたたんだ部分で無駄にボリューミーになってしまっていた。でもスパスパなら、あらかじめ余計な部分をカットしておくことが簡単にできるので、必要最小限の梱包材で、送料を抑えることにもつながりそう。
2021年7月現在は、製造元公式のWebショップのみの取り扱い。販売単位は幅1200mmの42メートル巻、または幅600mmの42メートル巻×2本、かつ法人・個人事業主向けとなっている。個人ではすぐには使い切れそうにないサイズしか選べないのがややネックだろうか。
ちなみに、プチプチをつぶす感覚は、このスパスパだとややキレに欠ける印象。「プチッ」よりも「フシュ」という気が抜けた音になる率の方が高いように思える。その代わりに、手できれいにカットできる快感を存分に味わいたい。
製造名 | 発売元 | 価格 |
---|---|---|
スパスパ | 川上産業 | 3432円 |