本日の一品
谷中のCan Doで楽しく実用的な「LED CLIP STRING LIGHTS」を買った
2021年4月26日 06:00
以前、実家のあった大阪からお墓を谷中のお寺に改葬して10年近くが経った。上野に越してきた20年近く前にはよく遊びに行った通称“谷根千”(谷中、根岸、千駄木)方面だが、最近はお墓参り以外では立ち寄ることも無くなっていた。
今回はひさしぶりにJR日暮里駅で降りて、夕焼けだんだん、谷中銀座といったかつてはインバウンド観光客にも超人気だったお上りさんコースを徘徊。谷中銀座の通りで見つけたCan Doに入ってみた。
筆者などは、まず100均ショップと聞くと第一に思いつくお店は巨大なスペースの万人向けのダイソーになってしまうが、Can Doのイメージは、比較的コンパクトな店で若い女性から主婦までの女性ターゲットのお店、少しオシャレなアイテムに比重をおいている感じがしている。
そんなCan Doで見つけたLED CLIP STRING LIGHTSを330円で買った。LED CLIP STRING LIGHTSは壁面や空間に際立たせたい写真やシール、お気に入りの切り抜き、小物、時にはメモなどもクリップして、宅内でも屋外でもパーソナルなインスタレーション的に楽しめる楽しい商品だ。
物理的な構成は150㎝のクリアなシールドで覆われた導線に、15㎝間隔でLEDライト付きのクリアなクリップ(洗濯ハサミ)が10個取り付けられている。
末端に取り付けられているバッテリーのエネルギーで全てのクリップが点灯し、クリップしたアイテムをほんのりと照らしてくれる。同じようにクリアなバッテリーボックスは単三乾電池2個を使用し、本体スイッチでオンオフする。
筆者は早速、家にあったフレーム付きのインスタントカメラで撮った幾つかの写真をクリップしてみた。直ぐにはLED CLIP STRING LIGHTSをぶら下げる理想的空間を思いつかなかったのでとりあえず寝室のカーテンレールを使ってしごくシンプルにやってみた。
今回はLED CLIP STRING LIGHTSを1セットだけ使ったが、複数のLED CLIP STRING LIGHTSを組み合わせて複雑な連携モデルで使ってみるのも面白そうだ。
多少外光の入る寝室の出窓だが、室内の電気をすべて消すと電球色の暖かい光が際立ってそれなりの雰囲気を醸し出してくれる。
注意と言うほどの大袈裟なことではなく、誰でも使ってみるとすぐにわかることだが、LEDライトはクリップの片側にだけ付いているので、LEDライト側に見せたい写真画面を向けてクリップするのと、LEDライトと反対側にクリップするのでは写真表面に届く光量にかなりの差があり写真の表情も変化する。
もちろん裏側にあるLEDライトの光もクリアなクリップを透過して反対側にも届くが、透過するだけで下方向には光が回り込まないので、ぶら下げた対象物にはそれほど光が届かない。写真を選んでこの微妙な差を上手く使えるかどうかが大事だ。
それを理解してうえで、ぶら下げる写真やそのほかのアイテムを上手く選択すれば単に暗い、明るいではなく逆に効果的に魅せることができそうだ。
LED CLIP STRING LIGHTSはぶら下げる場所、クリップするアイテム、背景や外光の有無、使用する数などによって楽しみ方は無限だ。電球色だけではなくカラフルな4色モデルも店頭にはあったが、単色よりも使い方は難しいかもしれない。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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LED CLIP STRING LIGHTS | Can Do | 330円 |