本日の一品

外出先での作業中にスマホを立てておけるペンケース「SMAND」

 デスクワークの間、スマホをスタンドに立て、メールやメッセージの着信を絶えずチェックしている人は多いだろう。こうした中で、コワーキングスペースなどに場を移して作業を行う場合、スタンドがないせいでスマホを立てておけず、不自由さを感じがちだ。デスク上にスマホを平置きにしたままだと、うっかり着信を見逃しかねない。

外観。今回の「ブルーイエロー」以外にカラーは複数のバリエーションがある

 こうした場合に便利なのは、今回紹介する「SMAND」だ。これはカテゴリとしてはペンケースに分類される製品なのだが、側面のフリップを手前に倒して台座にすることで、スマホを立てておけることが特徴だ。

側面のフリップを手前に倒すことでスマホを立てておける。ふだんは磁石で吸着している
スマホを立てた状態。安定性は高く、大判のスマホでも問題なく立てられる
10型クラスのタブレットともなるとバランス的に難しく、横向きであればギリギリ置けるかどうかといったところ。現実的には7~8型が限界だろう

 このフリップには数mmの間隔で滑り止めのスリットが入っており、スマホを立てかけても滑って倒れないようになっている。ここにスマホを置いてペンケースに立てかけるようにすれば、スマホを見やすい角度のまま、立てておけるというわけだ。外出先で作業をしながら、メールやメッセージの着信を常時チェックするにはぴったりだ。

 滑り止め効果はかなり強力で、スマホに限らず、7~8インチクラスのタブレットでも安定して立てておける。パソコンで作業しながら、タブレットでWebやSNSを参照したり、テレビを見たり、あるいはサブディスプレイとして使う用途にも、幅広く利用できる。

横から見たところ。断面が三角形になったこの立体形状は固定で、ペタンとつぶすことはできない
後部のファスナーを開けるとペンなどを収納できる

 ちなみに本製品、モノはあくまでもペンケースだが、ケーブルなどの小物を持ち歩く用途にも適している。ACアダプターのサイズともなるとさすがに無理だが、USB PD充電器とケーブルを入れて持ち歩き、パソコンで作業する場合はそれらを取り出し、残った本製品をスマホのスタンドとして使うというのは、組み合わせとしても合理的だろう。

 一点だけ注意したいのは、横から見て断面が三角形になった立体形状は固定で、収納物の量が少なくてもペタンとつぶしたりはできないことだ。バッグの中に入れる時もこの形状のままなので、余剰スペースは確保しておく必要がある。持ち歩く場合はあらかじめ、その点だけは考慮しておいたほうがいいだろう。

ケーブルなども収納できる。必ずしもペンケースとしての使い方にこだわらないほうが、使い道が広がりそうだ
製品名発売元価格
SMANDサンスター文具1595円
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