本日の一品

超大型でしっかり握れる、ドアノブに触れずに開けられるノータッチツール

 ドアノブに触れずに開けられるノータッチツールは、最近は百均でも見かけるようになったが、そのほとんどは携帯性を優先した、ポケットに入るサイズの製品ばかりだ。そのため実際に使うと意外と持ちづらく、ドアノブに触れないためのツールでありながら、逆に触れそうになることもしばしばだ。それでは意味がない。

片手でしっかりと握る構造。サイズ的には傘の取っ手に近い

 こうした携帯性優先の対極にある、持ちやすさ優先のノータッチツールが、今回紹介する「さわら~ず」だ。現在市販されているノータッチツールの中でも、おそらく最大級となるサイズの製品だ。

CD-Rとのサイズ比較。その巨大さがよく分かる
百均で販売されているノータッチツールとはこれだけ違う
巨大なフックは吊り革にかけたり、荷物をぶら下げられる。先端にはサムターンを回すための溝もある
厚みは1cmを余裕で超える。後部にはボールチェーンが付属する

 3サイズがラインナップされる中で「大」サイズにあたる本製品は、傘の取っ手に近い大きさで、片手でしっかりと握れるのが特徴だ。ポケットに入れるのはまず不可能だが、これだけ大きければ、重い扉を開けるのも造作ない。強度も相当なもので、つり革に引っ掛けたり、ショッピングカートを押したり、買い物袋をぶら下げるなどの用途にも適する。

 さらに先端には約3mmほどの溝が設けられており、これを使って扉のサムターンを回すこともできる。小型の製品では見かけないギミックで、個室の内側から鍵をかける場合などに重宝する。

 弱点は、この手の製品によくあるように、タッチパネルに対応しないことだ。もっとも、本製品のサイズであれば、仮にタッチパネルに反応する素材でも、大きすぎて操作するのは難しいはずで、ここは必要に応じて他のグッズと併用するのがベターだろう。

ドアノブを直接触れずに開けることができる
フックの先を使えば小回りの利く動きにも対応する
先端の溝を使ってサムターンの開閉が行える

 本体は3Dプリンター製で、金型を使った樹脂製品と比べるとやや粗いが、100kgまでの耐荷重が検査機関によって保証されているとのこと。年配の人にプレゼントするのであれば、このくらい振り切ったサイズのほうが使い勝手がよく、またどこかに置き忘れて困ることもなくなるだろう。

製品名発売元実売価格
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