本日の一品
オンライン会議で部屋の生活感をブロック! GiG Gear「Cam-A-Lot」を買ってみた
2020年8月18日 06:00
打ち合わせ、授業、飲み会などなど、あらゆるシーンでWebカメラごしに人に会うことが激増しているこの頃、気になっていたことがありました。それが背景です。
見られても違和感がないくらいには綺麗にしているつもりですが、在宅ワーカーですから、ときには室内に洗濯物が溢れることもあります。実はこれを書いている今も、乾かし切れなかった大きなボックスシーツが部屋に掛かっておりまして、Webカメラごしに丸見えの状態。
バックシートが必要なシチュエーションなのは明白なのですが、我が家はスペースの関係で、大きな布状のものを背後にセットすることができません。そこで購入したのがGiG Gearのプライバシー保護スクリーン「Cam-A-Lot」でした。
一言で言えば、椅子の背もたれに固定できるテープがついた巨大なレフ板のような製品です。
直径約145cmの円形型で、プレーンなホワイトとグリーン・バックのリバーシブルタイプ。どちらにも面ファスナーがついており、それで椅子の背もたれに固定します。
使わないときはレフ板を畳むのと同じ要領で畳んで、直径約55cmの専用トートバッグ(付属)に収納できます。バッグだけに持ち運びも可能です。
背もたれ付きの椅子さえあればいいので、特別な機材やそれらのセッティングが一切不要なところが大きなメリットです。ただ、面テープはかなり強力ですので、ストンと挿してセット完了! というわけには行きませんでした。
サイズはよほど広角のカメラでなければ、ギリギリ隠せるといったところでしょうか。椅子の背もたれの高さや角度によって、円形スクリーンの高さが変わりますので、カメラに映る範囲で多少の調整は必要かもしれません。
バーチャル背景を使いたいときは、グリーンの面を使えば綺麗に切り抜けるようです。私はかなりのくせ毛なので、けっこうざっくりとしてしまいますが、「Cam-A-Lot」の有無で頭部のフォルムが変わりますから、他の方はもっと綺麗に合成できるでしょう。
意識したい点があるとすれば、直径145cmの円形シートはかなり大きく存在感があるということと、畳み方の練習が必要ということの2点。
広げた瞬間、その大きさにびっくり! どこにでも持っていけて、特別な準備もなく使える「Cam-A-Lot」。ですが、椅子が回転すれば当然シートも回転するので、周囲と145cm以上距離がないと使いにくいかもしれません。
そしてもっとも困ったのは畳み方でした。ときどきまぐれで畳めたのですが、あるときは10分以上格闘したところで、SNSに助けを求めてしまいました。そのときは、たたみ方を解説した動画を紹介してもらって解決しましたが、初めての方は練習したほうがいいですね。
扱いに少々慣れが必要ですが、部屋がどれだけ荒れていても背景で悩まずに済むという点で、 「Cam-A-Lot」はあってヨシの製品といえるでしょう。背後を誰かが通っても、見られないこと間違いなしです!
製品名 | メーカー | 実売価格 |
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Cam-A-Lot | GiG Gear | 8000円 |