本日の一品
最大27Wで充電できる「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger」
2020年6月16日 06:00
HUAWEI Mate 30 Pro 5Gを先行発売で購入した特典として、ワイヤレスチャージャーをもらいました。製品名は「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger」。執筆時点での実売価格を調べたところ、楽天市場では4290円、Amazonでは4190円でした。ワイヤレス充電器のわりには高いですよね。その理由は“パワー”にあります。なんと最大27Wでの急速充電に対応しているんですよ。
もちろん、27Wで充電するには、スマホ側もそれに対応している必要があります。筆者が買ったMate 30 Proは、まさに27Wの「HUAWEI SuperCharge Wireless Charger」に対応しています。
充電の速さは、初めて使った時に、すぐに実感できました。Mate 30 Proをワイヤレスチャージャーに乗せて、数秒すると、ウィ~ンと内部で回転するような音がして、スマホの画面に表示される電池残量表示がみるみる増えていきました。
実際にどれくらいの時間で充電できるのか? Mate 30 Proの電池残量が2%になったときに計測してみました。ちなみに、Mate 30 Proのバッテリー容量は4500mAhです。結果は、30分後に42%に達し、1時間後には79%、1時間半後には100%になっていました。
筆者は最大10Wで充電できるワイヤレス充電器を持っていて、仕事デスクに設置しています。片手でポンと載せるだけでチャージできるので便利ですが、充電にはそれなりに時間がかかります。時間を優先するなら、AC充電器を使ったほうが断然速いです。しかし、この27Wのワイヤレスチャージャーは、一般的なスマホをAC充電器でチャージする場合と同等か、あるいはさらに速く充電できるように感じています。
ちなみに、Mate 30 Proは同梱のAC充電器を使った場合は、40WでのSuperChargeに対応しています。充電時間は、2%から充電を始めて、30分で71%、1時間で98%に達して、1時間5分に100%になりました。当然、ワイヤレス充電よりも速いのですが、このくらいの差であれば、利便性に秀でたワイヤレス充電を使いたくなりますね。
このファーウェイのワイヤレスチャージャーはQi対応で、他社のスマホの充電にも使えます。そこで、iPhone 11を充電する場合にかかる時間も計ってみました。残量3%から始めて、30分後には22%、1時間後に39%、1時間半後に57%までチャージできました。その後、充電ペースはややゆっくりになり、4時間で95%に達しました。iPhone 11のワイヤレス充電は最大7.5W。当たり前のことですが、充電時間はそれなりにかかります。
大は小を兼ねますからね。Mate 30 Proをスピーディーに充電できて、他のスマホもそれなりに充電できるので、ベッド脇のサイドテーブルに置くメインのワイヤレス充電器として重宝しています。