本日の一品

Xperia 1用の個性派レザーケース&アルミバンパー

 2019年夏モデルの「Xperia 1」を今も愛用している。メインではないものの、21:9の有機ELディスプレイは映画視聴に最適で、特に今の季節は寒くて布団から出たくないときに、そのまま横になって映画を見るのには大活躍している。

 もちろん移動中に映画やアニメなど、すっかり地上波放送よりも充実したラインナップと、大容量のデータプランを満喫するためにも活用している。

 そんなXperia 1だが、購入当初から不満に思っていることがケースの少なさだ。

 iPhoneのように2~3年デザインが変わらなければケースの使い回しができるのだが、Androidスマートフォンは毎シーズン大きくデザインが変わるためケースの種類が豊富ではない。

 大きめの家電量販店のようにケースの種類が豊富なお店に行くも、クリアのハードケースかソフトケース、それに着色されたバリエーションくらいしか置いてなかったという経験をしたことがある人は、筆者以外にも多いはずだ。

 そんなXperia 1用のケースを探していたところ、今回はDeffのケースに出会った。

 PUレザー製の「clings SLIM HAND STRAP CASE for Xperia 1」(以下clings)と、アルミ製バンパーの「CLEAVE Alumium Bumper CHRONO for Xperia 1」(以下CLEAVE)の2つだ。

 clingsは実売で約4,000円。CLEAVEは約9,000円と、スマートフォン向けのケースとしては高い部類。

 Deffのバンパーはスマートフォンの高級ケースが注目を集めた時期に購入したことがあり、そのときもXperia向けのケースが充実しており、それを思い出したので久々に選んでみた次第。

 clingsはiPhone向けのPUレザーケースに多い「カードポケット」が用意されているのが、ケース機能として最も特徴的な部分だ。

 正直なところ、Xperia 1はおサイフケータイに対応しているため、このポケットを活用する場面は筆者的にはあまりないのだが、おサイフケータイに非対応のクレジットカードなどを入れておいてキャッシュレスを活用するのであればいいのかもしれない。

 また、背面中央部のバンドは指をかけるリングのように広がるため、21:9と縦長のXperia 1をホールドしやすくしてくれる。ボタンもレザー製ケースに多い覆ってしまうタイプではなく大きく開口されているため、押しづらいといったこともない。

 CLEAVEはXperia 1のフレームが金属製で、今回は本体カラーにあわせたパープルを選んでいるため「元からそうだった」かのように見える点が気に入っている。

 また、金属製のバンパーに多い「ネジ止め」が不要で、取付・取り外しはラッチの操作だけで行える。

 バンパーケースのネジ止めは「外れない」という安心感を感じる部分ではあるものの、別のケースに取り替えたい場合や、SIMカードやmicroSDカードの入れ替えを行いたい場面で工具が用意できず困ったりもする。

 もちろん他のケースに今日は取り替えて出かけたいと思ったときにもツールレスで交換できるのは使い勝手のいいケースと言えるだろう。

 流石に少し値段が高いため万人にオススメするのは難しい。しかし年々高くなっていくスマートフォンを、以前よりも長い期間利用するのであれば少しいいケースに入れて使ってみてはどうだろうか。きっと、安い適当なケースに入れて使うよりは愛着が持てるはずだ。

製品名メーカー直販価格
clings SLIM HAND STRAP CASE for Xperia 1Deff3850円
CLEAVE Alumium Bumper CHRONO for Xperia 1Deff8690円