本日の一品

ペン立ても付属、フリーアドレスで便利に使える折りたたみ式のスマホスタンド

 最近は、フリーアドレスを採用したオフィスも増え、席を決めずに仕事をしている人も多いはず。また、コワーキングスペースで長時間にわたって作業するモバイルワーカーも少なくないだろう。

 こうしたワークスタイルでは、カフェなどで小一時間ほど作業をするのとは違い、じっくりと腰を据えて作業を行うことになるため、仕事用のツールもそれに合ったものが求められる。今回紹介する「ori-pact(オリパクト)デスクオーガナイザー」は、そうした用途に対応したスマホスタンドだ。

折りたたんだ状態。バッグ内に収納しても容易に展開しないよう、マグネットで吸着している
三つ折りの状態になっており、開いて組み立てる
完成状態。外部に露出する面はキャンバス状の手触り
横から見ると構造がよく分かる。角度調整機能はない

 単純にスマホを立てるという目的だけならば、さまざまなスマホスタンドが市販されているが、本製品は完全にフラットに折りたためる構造を採用しているため、バッグに収納して持ち歩くのも容易だ。これならば出先で作業を行うにあたって、すばやく作業環境を構築できるし、撤収も容易だ。

折りたたんでバッグ内に収納するのも容易だ

 現在のスマホは、本体の下部に充電用コネクタを備える機種がほとんどで、下部が若干浮いた形でないと、充電しながらスタンドに立てられないが、本製品はスマホを支える突起が底から4cmほど浮いた状態で支える構造になっており、充電ケーブルをつないだ状態のままスマホを立て掛けられる。充電のほか、傍に置いたPCとデータ通信をしたり、USBテザリングを行うのにも重宝する。

スマホを立てたところ。6型オーバーの大型スマホでも問題なく立てられる
下部には余裕があり、ケーブルを挿した状態でもそのまま立てられる
左の製品のような構造だとケーブルを挿したままでは立てられないが、本製品はそのようなこともない

 また一般的なスマホスタンドにはない特徴として、ペンを立てるための穴が背面に2カ所、用意されていることが挙げられる。デスク上でわざわざペンを立てることからして、ある程度の時間、腰を据えて作業を行うことが前提になっているのは明らかだ。Apple Pencilなど、スタイラスを一時的に挿しておくのにも重宝する。

背面にはペン立てを備える。スタイラスなどの仮置に便利だ

 スマホを支えるパネル面はあまり面積が広くなく、重心も高めだが、見た目よりもはるかに安定感があり、今回の写真にあるようにiPhone 11 Pro Maxなど6型オーバーのスマホを立てるのにも支障はない。スマホのケースにあまり厚みがあると、立たせにくい可能性があることだけは、特性として把握しておいたほうがよさそうだ。

重心はやや高めだが、見た目よりもはるかに安定感がある
製品名発売元実売価格
ori-pact(オリパクト) デスクオーガナイザー S ネイビー(NOP-D01NV)ナカバヤシ713円