本日の一品
スマホやスマスピの連携が楽なスマートLEDシーリングライト
2020年1月28日 06:00
家の照明をスマート化する方法はいろいろあるが、本格的にやると工事が必要になったり、電球だけでは明るさに不満があったり、さらにスマホやスマートスピーカーからの操作と、そうでない場合の操作が混乱したりして面倒だ。Wi-Fi操作ができてリモコンが付属したLEDシーリングライトを使うと解決しそうだと思っていた。
そこで購入したのは+StyleのスマートLEDシーリングライト(PS-CEL-W01)。+Styleのスマート製品群はアプリで統合的な操作ができるため、明るさセンサーなどと連動した動作がひとつのアプリで簡単に設定できることが特徴。また、Tuyaのアプリ技術を使っているため、アプリの操作や設定は他社のTuyaアプリを使ったスマート機器と同様なため、わかりやすいことも気に入っている。
同様のLEDシーリングライト製品はアイリスオーヤマにもあるが、+Styleは実売価格が安いという点からも今回これに決めた理由だ。明るさや機能など安価な理由もあるが、ちょうど使う部屋も小さく、色もニーズにあっている。そして、シンプルな外見も自分にとってプラスだ。そして、ユーザーの要望に合わせて細かなアップデートをしているところも+Styleのいいところだ。
届いてみると特に他のLEDシーリングライトと違うところはなく、引っ掛けベースを天井に取り付け、本体をはめ込み、カバーを付ければすぐに使える。壁の電源スイッチを入れるとその度に長く「ピー」と鳴るのは気になるが、スマートフォンやスマートスピーカーの操作に統一してしまえば問題ない。
点灯することがわかったら、次に登録。これは+Styleアプリの登録画面から指示に従ってリモコン操作を行なう。Wi-Fi電球がスイッチの素早い入り切りで設定モードに入ることに対して、リモコンのボタンを指定のとおりに順番押しするので、子供のいたずらでボタンを連打されても設定リセットされてしまうということもなさそうだ。
続いてスマートスピーカー連携だが、詳しい設定ノウハウは公式に説明されてないことも多いが、+Styleのブログに連携方法の説明動画などの情報があることはありがたい。登録すればスマートスピーカーの連動が可能になる。
リモコンも壁のスイッチの横に取り付けておいて壁のスイッチはオンのままにしておけば、アプリやスマートスピーカーの操作とリモコンの操作もどっちでもできる状態になる。
通常スマート電球を使う場合、アプリからの操作は問題ないが、スマートフォンがないと電灯のオンオフが面倒になる。手元にスマートフォンがないと消灯させるときに壁のスイッチで切ってしまうと次にアプリや何かと連動でオンすることができなくなる。
その点、このシーリングライトならリモコンで操作すれば、どちらで操作してもアプリで連動に不具合が起こることがない。大がかかりな工事や、スマートスピーカーの操作になれていない場合でも確実なスマート動作ができる。
もうこれだけでもかなり便利なLEDシーリングライトだが、+StyleアプリはTuyaのアプリをベースにしている。そこで、同じTuyaのアプリを使うスマートプラグと連動できないかと考え、試しに以前から使っているスマートコンセントも実験してみると+Styleのアプリに登録が可能だった。
これを使い、連動設定をすれば、コンセントには何も繋がなくても、スマートコンセントの押しボタンスイッチを押すことでLEDシーリングライトの入り切りができるようになる。例えば、家じゅうの照明をWi-Fi対応のシーリングライトやLED電球にしてしまい、スマートコンセントに連動するように設定、玄関のコンセントに挿しておけば、出かけるときに照明を一気に消すことが可能だ。
スマートスピーカーやスマートフォンでも同様の操作は可能だが、これなら誰でも操作できる。同じネットワーク回線でなくても利用できるので、遠隔地にLEDシーリングライトを設置し、手元のスマートコンセントのスイッチで遠隔操作や、逆の連動設定をしておけば、離れた場所の照明のオン・オフを知ることができる。
また、細かい設定も可能で、連動させるときには指定の明るさにしたり常夜灯にしたりすることも可能。また、スマートコンセントの消費電力メーターの数値でLEDシーリングライトを制御することも可能だ。
そして、LEDシーリングライトを2台用意して別々の場所に置いておき、相互に連動させるということもできる。離れた人同士で、照明のオン・オフで生活タイミングを共有するということもできる、設定と活用次第でなかなか便利なスマート照明といえよう。
製品名 | 販売元 | 価格 |
---|---|---|
スマートLEDシーリングライト(PS-CEL-W01) | +Style | 7980円 |