本日の一品

ちょっとだけレトロ風味のLightningコネクタ保護カバーで遊んでみる

 Lightningケーブルの端末側コネクターの根っこの部分は相変わらず破れやすい。引っ張ったり曲げたり無茶な使い方をしているとも思わないのだけれど気が付けば破けている。その状態からでも使い続けられないわけではないのだが、どうにも不安感漂う外観であるし精神衛生上よろしくない。出先で使うのもなかなか勇気のいるものである。

 そういった背景もあり、この部分の破損を防止するプロテクターはしばらく前からいろいろなものが出てきている。最初はビジネスライクで非常にシンプルなものばかりだったが、昨今わりと凝ったものが多く出ている。遊ぶにはちょうど良いところだろうし、毎日使うものでもある。

 ということで今回紹介するのは、そんななかでもPCユーザーにはなじみの深いものをモチーフにしたものだ。ひとつはD-Subコネクタ、もうひとつはRCAビデオケーブル。D-Subという呼び方だとちょっとピンと来ないかもしれない。プロジェクタとPCを繋ぐときに使う、15ピンのVGAアナログビデオケーブルといえばおわかりいただけるだろうか。RCAのほうはPCとビデオデッキや外部アンプをつなぐのに使っていた。それぞれ、アナログ時代に主流だった外部入出力端子だ。40代半ば以上なら使った記憶もあるだろう。

 装着方法は極めてシンプルで、コネクターカバー裏側に切られた溝へコネクタごとケーブル部分を挟み込み固定するだけ。コネクタの収まる部分の深さは決め打ちになっており、端子のほかコネクター側も見える程度に飛び出している。

 見た目は少々スポイルされるかもしれないが、スマホ側にもカバーなどを付けている場合そちらの厚みも考慮する必要がある。そういう意味ではこのくらいの飛び出し量はちょうどよさそうだ。

 さっそくLightningコネクターに取り付けてみるが、まあ違和感のないこと(笑)白いiPhoneの表面に青いRS-232Cコネクターの映えること。カタチもサイズも妙にぴったりだ。

 RCAビデオケーブルのほうもコネクターの赤白黄色がなかなかに映えるもの。意外に違和感がないような気がする。同製品にはけっこうバリエーションも豊富なので、皆様もいろいろとお試しいただきたい。

 筆者個人の要望としてはUSB各タイプ用も揃えてほしいところではある。あちらはケーブル被覆が破れやすいとかそういうのは無いので完全に趣味のグッズ扱いだが、複数種類のケーブルが転がってる筆者の机の上事情としてはそれらを見分けやすくするため、あれば非常に重宝するだろうと思う。

商品名型番メーカー参考価格
ケーブルマニアP-APLTDCNDSUB(D-Sub)
P-APLTDCNTV(ビデオケーブル)
エレコム734円