本日の一品

マイ・ガーデンや部屋をほんのり明るくしてくれる「ソーラーチューリップ」

 最近筆者が買った省エネソーラー系のアイテムでは、昼間の太陽光を利用して蓄電し、夜は充電されたバッテリーで人感センサー付きの防犯灯になる「ソーラーLEDライト」が家族には好評で、夜間に大活躍している。

「ソーラーLEDライト」は我が家では大活躍だ
ソーラーチューリップは、以前ご紹介したソーラーLEDライトと同様の機構だ
500円だったので、筆者は黄色と赤の2本を買った。取説も付属する

 今回ご紹介する「ソーラーチューリップ」はそれとほぼ同様の仕組みを使ったチューリップ型のカラフルなソーラーライトだ。筆者の購入したカラーは赤色と黄色のチューリップ。簡単な取説が付属するが、将来の充電池交換に関すること以外、特に難しい設定などはない。

ソーラーLEDライトの形状をチューリップに変えただけのようだが、なかなか愛らしい

 使用前にすることは、チューリップの花びら部分を取り外し、ソーラーパネル部の絶縁テープを引き抜くだけだ。これで、ソーラーパネルに当たった太陽光のエネルギーは電気に変えられて内部にセットされた単4サイズの300mAhニッケル水素充電池に充電される。

まずは分解してバッテリーを充電できる状況にする
分解作業は超簡単だ。ソーラーパネル部分を取り出す
バッテリーに挟まっている赤い矢印の付いたフィルムを引き抜くだけ

 チューリップを元通り組みあげたら、陽の当たる場所にチューリップを持っていき、ソーラーパネルに直射日光が確実に長く当たる場所に設置しよう。花瓶に入れたり、花壇に挿したりして、常にチューリップが太陽側を向いているような場所が理想的だ。

太陽が直接当たる日当たりの良いところでソーラーチューリップに充電する

 取説によると、南向きで日中8時間ほど太陽光が当たるのが理想的らしいが、大都会ではなかなかハードルは高そうだ。初めてソーラーチューリップを使う時には、晴れた日にソーラーパネル部分を十分太陽光に当てて充電したのち、充電池を取り外し、翌日また充電池をセットして、充電を繰り返してフル充電をすると良いらしい。

 無事に充電が完了したら、陽が沈み周囲が暗くなってくるのを楽しみに待ってみよう。すると、自動的にソーラーチューリップのセンサーが周囲の明るさを検知して、柔らかく発光するだろう。

ちょうど家族が持ち帰ってきたお花が花瓶にあったので借用することに
暗い部屋ならソーラーチューリップは即座に光ってなかなか良い雰囲気だ

 残念ながら筆者宅は集合住宅で庭がないので、ソーラーチューリップを南向きの花壇などに挿したまま、昼間の充電から夜間の放電までのプロセスまでを同じ場所で行うのは難しい。

 そこで、屋外での充電後は、チューリップを室内の出窓に置いた花瓶に移動させて飾ってみた。たった2本のチューリップだがなかなか柔らかくて暖かい光だ。自由に使えるマイガーデンがあるなら、より多くのソーラーチューリップを手に入れて、いろいろなバリエーションで並べて楽しみたいものだ。

製品名購入場所価格
ソーラーチューリップ東京ラジオデパート2階 キョードー真空管店500円