本日の一品
旅行に限らず普段の持ち歩きにも備えておきたいUSB端子付き充電タップ
2019年7月25日 06:00
ホテルに泊まった際、毎回困るのが電源コンセントの配置や数。これを解消するのに手っ取り早い方法は適当な電源タップを荷物に忍ばせて持っていくことだが、市販されている多くのものはケーブル部分が太く長くかさばり、さらに言えばそこそこ重量もあるために荷物の中に忍ばせておくには邪魔だ。
最近でこそ、ホテルの机に備え付けられたコンセントの数が多くなっていたり、枕元にUSBケーブルを挿してスマホを充電できるような工夫も見られるものの、筆者のような仕事をしていると、全然コンセントの数が足りないし、配置にも不満を持ってしまう。
そこで「なるべくコンパクトな電源タップはないか」と探し見つけたのがサンワサプライの「TAP-MU1」だ。
電源コンセント(AC)が2口、さらにUSB Type-Aポートも2口を備えた電源タップで、「モバイルUSB充電付タップ」とモバイルを冠す通り、家庭用の電源タップと比べるとかなりコンパクト。
サイズ感がわかりやすいようにPixel 3を隣に並べてみると、電源タップとしてかなりコンパクトなことがわかるはずだ。スマートフォンとほぼ変わらないサイズなのでカバンへの収まりはよく、旅行や出張に限らず、普段使いのカバンに入れておいてもいいかもしれない。
また、電源ケーブルの長さはデスク上の電源コンセントから引き延ばして使うには丁度いい。プラグ部分も特別大きくなっているわけではないため、となり合ったコンセントを埋めてしまうような心配もない。
ただ、欠点を挙げるとすればUSB Type-Aポート。出力は2ポート合計で2Aと少ないため、最近のスマートフォンを充電するのには物足りない。せっかくの2ポートを活かすのであればデジカメやICレコーダー、Bluetoothヘッドホンを充電する程度なら問題ないだろう。
また、このポート同士の距離も近いため、ケーブルの根元が太かったり、L字になっていたりすると隣のポートが使いづらくなってしまう点は注意したい。
最近はUSBポートが複数ある充電器が当たり前になり、さらにノートPCのように専用のACアダプタが必須だった機器もUSB-PDに対応が進むなど「1つの充電器で複数台が充電できる」ため、コンセントの数について不満に思う事も減ってきた。
ただ、それでもホテルのコンセントの数が必ず思った通りの数があるとは限らないし、机の隅や角など、多機能な充電器を差し込むにはスペースに余裕がないこともあるため、念のために持っておくアイテムとして小型の電源タップは備えておくといいだろう。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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モバイルUSB充電付タップ | サンワサプライ | 2960円 |