本日の一品
家族で盛り上がるモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule II」
2019年6月20日 06:00
Ankerのモバイルプロジェクター「Anker Nebula Capsule II」を試してみました。
Anker Nebula Capsule IIは筆者にとって初めてのモバイルプロジェクターです。同製品は、モバイルプロジェクターでは世界初となるAndroid TVに対応したモデル。Google Playストア経由でアプリケーションをインストールし、YouTubeやAmazonプライム・ビデオ、Netflixなどの動画サービスをモバイルプロジェクター経由で視聴できます。
レンタルしていた期間はちょうど梅雨で雨が多いタイミングだったこともあり、子どもが外遊びできない・しにくい天気の日も多かったのですが、アニメや動画を見るのに使っているPC用モニター(約20インチ、筆者のお下がり)と比べて、圧倒的に大きなサイズで動画を楽しむことができるため「かべの映画館!」と大ウケし、外で遊ぶことができないことも忘れて大満足でした。
外が明るい日中時間帯でも、カーテンを閉めて外の光を遮れば動画を楽しむのに十分な明るさで投影できました。Anker Nebula Capsule IIのスペック上の明るさは200ANSIルーメンで、前モデルの「Anker Nebula Capsule」から2倍に改善されています。
本製品をレンタル中に親戚一同が泊まりで集う機会がありました。子どもが家で遊んでいるオモチャなどなどを持っていくのが物理的に難しかったため、娯楽用にAnker Nebula Capsule IIをモバイルすることに。
Anker Nebula Capsule IIはバッテリー容量が9700mAh、外部電源が無くても連続で2.5時間〜3時間、だいたい映画1本分ぐらいが視聴できるバッテリーを搭載していますが、モバイル環境での使用にあたって不安だったのはバッテリーではなくネットワーク。
滞在先は初めて訪れる地方の都市だったこともあり、電波状況にやや不安もありましたが、容量の大きなコンテンツ(動画)を視聴するための回線として、WiMAX 2+対応の据置ルーター(Speed Wi-Fi HOME L02)をモバイル。宿泊先でのWiMAX 2+の実効速度は下り20Mbps程度で、動画が途切れたり止まったりすることなくコンテンツを再生できました。
子どもが寝静まった後、「そういえばChromecastにも対応していたな」ということを思い出し、Wi-Fi経由でスマートフォンと接続してGoogleフォトを見ながら子どもの成長記録や思い出をふりかえる写真&動画アルバムとして活用。スマートフォンやタブレットでは難しい、大人数での閲覧にもバッチリでした。
Anker Nebula Capsule IIを利用する上で、少し戸惑ったのは、Amazonプライム・ビデオを利用する方法として紹介されている、Anker Nebula Capsule II上でNebula Managerを検索→ダウンロードがスムーズにいかなかったことです。
Amazon Prime VideoとNetflixを利用するには、製品本体のGoogle PlayストアからNebula Managerを検索し、ダウンロードしてください。
Ankerの製品情報ページ
というのも、Google Play上でアプリを指定して検索する方法が音声入力しか見当たらず(もしかしたら、キーボード入力もあったかもしれませんが……)、音声入力では目的の「Nebula Manager」がダウンロードを認識してくれず、そうこうしているうちに「Prime Videoの再生なら、HDMI端子にFire TVを挿して使えばいいか。」と思いついたので、HDMI端子にFire TVを挿して使うことに。この点は、Nebula Managerのダウンロードがしやすいように動線を整えてくれれば……と思います(※編集部注:キーボード入力も可能です。キーボード操作でのアプリ検索を推奨します)。
製品名 | 発売元 | 販売価格 |
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Anker Nebula Capsule II | Anker | 5万9800円 |