本日の一品
お手軽プライスな「TicWatch E」がわりと万能な件
2018年12月4日 06:00
GoogleのWear OS(旧:Android Wear)を採用したスマートウォッチを使い始めて気付けば4年ほどが経過しました。子供を連れて出かけているときに、スマホを出さずに着信に気付ける点が気に入っており、すっかりスマートウォッチのない生活が送れなくなっている筆者ですが、先日、突然愛用しているFossilの「Q CONTROL」が壊れてしまい、急遽「TicWatch E」を購入しました。
TicWatch Eは中国Mobvoi社製のスマートウォッチ。OSにはもちろんWear OSを採用しており、アップデートでUIが刷新された「Wear OS 2.1」にも対応します。
何より嬉しいのが価格。Wear OSを採用したスマートウォッチの多くは3万円~4万円ほどするものが多い中、TicWatch Eは2万円を切る価格で、頻繁にAmazon.co.jpでセールも行われているため1万円台半ばで購入できます。
TicWatch Eの筐体はスマートウォッチとしては珍しい樹脂製。金属のケースを用いた製品が多い中では珍しく、高級感では劣りますが、その分本体が軽くシリコンバンドのさらさらとした肌触りとあわせ、装着感は良好です。
また、価格の安さから機能に期待できないと考えてしまいますが、スマートウォッチとしては十分過ぎるほど多機能。心拍センサーやGPSも搭載。さらにはIP67相当の防水にも対応しているため、フィットネス用途にも利用できます。
充電は専用ケーブルを利用。マグネットの磁力はかなり強く、充電中に勝手にはずれてしまい充電が行えてなかったということもないのは使い勝手の点でプラスに評価できる部分です。
気になるバッテリーの持ちですが、画面の常時表示をオフ、ディスプレイの明るさは5段階で設定できる中で1~3に設定をし、主に通知を受け取ったり、ちょっとした検索に「OK, Google」の音声アシスタントを利用して、だいたい2日ほど。一泊二日の旅行であれば問題ないでしょう。
幸いにもAmazonなどの通販サイトで、互換性のある充電ケーブルや卓上クレードルも多数販売されているため、持ち運び用の充電ケーブルを別途用意しておくことも簡単です。
ガジェットとしては気になる存在ですが、価格や機能に納得できず、スマートウォッチに手が出せないと考えていた人は、価格も機能も十分、コストパフォーマンスに優れたTicWatch Eでチャレンジしてみるといいかもしれません。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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TicWatch E | Mobvoi | 1万8999円 |