本日の一品
「オゾンの力 for シューズ」で足に自信を、気になるニオイをオゾンで分解
2018年6月14日 06:00
まもなく夏がやってくる。うだるような暑い日は少し動くだけで汗をかく。もちろん、靴の中もムレムレだ。そうなると気になるのが靴の中のニオイ。パウダータイプやジェルタイプなど、足指のニオイを抑えるアイテムはいろいろあるが、いくらそれらを使って足自体のニオイをなくしても、靴にニオイが残っていては元も子もない。なんとかしたいと考えているビジネスパーソンも多いのではなかろうか。
そんなことを考えていた矢先、目に留まったのがフォースメディアの住宅用オゾン脱臭機「オゾンの力 for シューズ」だ。
名前のとおり、オゾンを発生させてニオイの元となっているアンモニアやプロピオン酸などを分解してくれる。食環境衛生研究所での試験では、トイレや生ゴミのアンモニア濃度が90%、体臭などのプロピオン酸などの濃度が66%ほど減少した、という結果が出ている。これは期待が持てそうだ。大きさは48×115×24mm。単三電池3本で駆動する。
この大きさでオゾンを発生させられるのだろうか? と心配になってきたが、電源を入れてオゾン噴出し口に鼻を近づけたところ、しっかりとオゾン独特の匂いがあった。
「for シューズ」とうたっている割にはクローゼット用としても使えるフレキシブルさを備えている。その際は、まず付属のフックを取り付け、本体のモードを「CLOSET」側にしてから、クローゼットのバーに引っ掛ける。
ちなみに、シューズモードでは電源を入れてから10分間動作をして終了。クローゼットモードの場合だと、1分間動作→15〜20分停止を繰り返し続ける。そのため、製品情報サイトでは連続動作時間についての表現が異なっており、「シューズモード:最大約250回」「クローゼットモード:最大約2カ月」とある。いずれにしても、ずいぶんと電池保ちがいい。
踊れるライターを目指し、ここ最近、週一でダンスレッスンに出かけているのだが、汗をかく量が半端ないため、レッスンで使うシューズが臭うのではないかと気になっていた。そこで、さっそくシューズモードを試してみた。
まずは2枚のジッパー付き袋を用意する。片方ずつ入れて検証したい、オゾンに袋の中でしっかり活躍してもらいたいという理由もあるが、何よりニオイ漏れを防ぎたい。
そして、5時間ほどこのまま放置しておいた。
取り出して嗅ぎ比べてみたところ、若干、「オゾンの力 for シューズ」を入れていたほうの靴から爽やかなニオイがしていたが、入れていないほうとの違いが感じられない。なんということか、わたしの靴は(まだ)心配するほど臭くなかったのだ。
別の獲物を探していたところ、夫が「久しぶりに取り出したVRゴーグルのパッド部分が臭くてかなわない」と言うので、それで試してみることにした。これはたしかに臭い。靴のときと同様、ジッパー付き袋にVRゴーグルの顔面パッドと「オゾンの力 for シューズ」を入れておく。
それからしばらく、あまりの忙しさに試していたことを忘れてしまった。5日ほど経ってから「あれ、どうなった?」と聞かれ、慌てて袋から取り出した。ニオイを嗅いだところ、全く臭くない。あのニオイはどこへいってしまったのだろうか? と思うほど。
密閉環境において、オゾンが分解(これにより消臭効果が得られる)して半減するには数時間から十数時間かかるという。5日間の放置はやりすぎだったが、まる1日置いておくぐらいの余裕が必要かと感じた。
コンパクトで扱いやすく、操作も簡単。しかも効果的に脱臭してくれ、価格もリーズナブル。乾電池式なのがちょっと残念だが、充電式電池を使えばその問題も解決する。
足指に消臭パウダーなどをはたくだけでなく、帰宅時の「オゾンの力 for シューズ」のセッティングを習慣づけておけば、いつ臭くなるかと不安にならずに済むし、周りの人を不快にさせることも避けられそう。靴下の足の裏部分がいつのまにか皮脂で黒っぽくなる人には、ぜひともオススメしたいアイテムだ。
製品名 | 発売元 | 価格 |
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オゾンの力 for シューズ(2台セット) | フォースメディア | 6998円 |