本日の一品
今一番安くて小さいかもしれないType-CのSDカードリーダー
2018年4月18日 06:00
以前使っていたMacBook Air(13インチ)からMacBook Proに乗り換えようとしたとき、最も悩んだポイントはSDカードリーダーが内蔵されていないこと。取材で撮影したあと、SDカードからすぐに読み込めるMacBook Airは、今振り返ってもやっぱり便利だったなあと思う。
USB Type-Cポートしか備えていないMacBook Proにした後は、結局外付けのSDカードリーダーを使うことにした。SDカードスロット以外にUSBポートやHDMI出力なんかも備えたリッチなUSB Type-Cハブで、多機能なのはいいが、最近になってそろそろ面倒に感じてきた。ケーブル類やUSBメモリ、ディスプレイ出力などの周辺アイテムをType-Cのものにことごとく置き換えてきた今、そのハブはもはやSDカードリーダーとしての役目しか果たしていないのだ。Type-Cポートを2つ同時に占有するタイプで、隣のイヤホン出力をふさいでしまうサイズなのもうっとうしい。
それよりもスッと取り出せて、パッと差し込んで、ダダッと読み込んで、ザザッとアレできる、そんなType-Cの小さなSDカードリーダーだけが欲しい。そう思ってググっても、SDカードリーダー以外にいろいろな機能がてんこ盛りの、すでに手元にあるハブみたいなものばかりが目に付く。しかし、ようやく理想形のSDカードリーダーを見つけた。AUKEYの「CB-UD3」だ。
およそ全長40mm、幅16mm、厚さ8mm、重量5gのコンパクトな作りで、通常サイズのSDカード(SDXCまで対応)とmicroSDカード(microSDXCまで対応)の2つのスロットのみを備えたシンプルなSDカードリーダー。Type-C端子なので、もちろん上下関係なく差し込んで利用でき、MacBook Proだけでなくスマートフォンなどでも認識する。他の環境でも使えるようにType-A端子も付ける、みたいな余計なお世話的装備も一切なく、純粋にType-Cのみというのがありがたい。
パソコンではデジカメ画像の取り込みに使えるし、スマートフォン間でSDカードを介してデータをやりとりするときにも活躍してくれる。約1000円というリーズナブルな価格がうれしいけれど、SDカードを差し込むときは「サクッ」というより「ググ……」と窮屈な感じだったりして、それ相応のチープ感はある。とはいえ、持ち運びが全く苦にならないこの小ささは正義。 いよいよType-Cハブの出番がなくなりそうである。
製品名 | 販売元 | 価格 |
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USB-C microSD & SD カードリーダー CB-UD3 | AUKEY | 999円 |