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ウェザーニュース、停電のリスクが一目でわかる「停電モード」

 ウェザーニューズは、スマートフォン向け天気アプリ「ウェザーニュース」で、マップ上で停電のリスクを確認できるレーダー機能「停電モード」の提供を開始した。

 「停電モード」は停電の可能性がある際に、72時間先までの1時間ごとの停電リスクがマップ上で確認できるもの。停電のリスクが「警戒レベル」だとマップに赤色が、「注意レベル」だと黄色で表示される。

 マップ内は自由に移動・拡大ができるため、現在地や任意の地点の停電の可能性が一目でわかるという。

 停電リスク予測は2018年に近畿地方を中心に被害をもたらした台風21号や、2019年に千葉で被害をもたらした台風15号など過去の台風接近時の停電報告と風速データをもとに予測している。

 また、近くの河川で氾濫の危険が高まった場合にプッシュ通知が来る「河川アラーム」を追加した。

 「河川アラーム」は、現在地から半径5km以内の河川観測所で氾濫危険水位を超えるとプッシュ通知されるというもの。

 プッシュ通知を押すとレーダーの「河川モード」に切り替わる。「河川モード」は全国の河川の氾濫の危険度や水位がマップとグラフで確認できる機能。

 さらに河川の様子や氾濫の状況を映像で確認することもできる。

 レーダー「停電モード」と「河川アラーム」は「ウェザーニュース」の新バージョン(5.29.0)で利用できる。

 新バージョンはiOS版がリリースされ、Android版も順次リリースされる予定。