燃料価格高騰にガソリンスタンドの「公式アプリ」で備えよう

　年末のお出かけ・帰省シーズンに入りますね。年末年始シーズンの高速道路の休日割引は「混雑緩和」とやらでまたしてもおやすみ。ガソリン補助金（燃料油価格激変緩和補助金）が縮小するなかで高騰するガソリン価格もまた悩ましい問題です。

筆者が最もよく使うGSは6円引き/Lを連発している。なぜなのだろう……

　そもそも、ガソリンや軽油は多重課税や不透明な暫定税率など多数の問題を抱えていますが、解消に向けた機運が高まっているものの、迅速な解決を期待するのは難しそうです。そこで活用したいのがガソリンスタンドの公式アプリ。

KeePerコーティングの支払いにも使えた（右）。これで支払価格をあとから見返せれば言うことナシなのだが、利用直後の通知でしか見ることができない

　筆者は主に出光（apollostation）ユーザーなので「Drive On」を利用することが多いです。割引額や給油以外の割引内容（洗車、オイル交換など）は店舗によります。筆者がもっともよく使う店舗はここ数カ月のあいだ、リッター6円引きというガソリン価格としてはかなりの値引き幅のクーポンを連発しており、どういうからくりが成り立っているのかよく分かりませんが、便利に使っています。

　多くの場合はだいたい2円引き、ときおり5円引きというのが筆者の体感ですが、このあたりは地域などによるところも大きいと思われます。一方で、旅行先など遠方で給油するときは、クーポンの恩恵を受けるのが難しい。そんなときは、筆者は価格比較サイトを見ることが多いです。Drive Onで給油したいがために結局apollostationを探しがちですが……。

　灯油にも使えるクーポンが配られるので、特にこれからのファンヒーターが手放せないこれからの時期にも便利。apollostation以外にも、ENEOS（ENEOS SS）やコスモ石油（カーライフスクエア）でも、専用アプリの配信があります。燃料費がますます高騰していくなかで、少しでもお得に給油したいという方は行きつけのガソリンスタンドで使えるアプリを検討してみてはどうでしょうか。