てっぱんアプリ!
一般公開された「BALMUDA Scheduler」をさっそくチェック! ピンチ操作の期間切り替えが超便利
2022年3月11日 00:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
家電メーカーのバルミューダが開発し、何かと話題を振りまいているBALMUDA Phone。同端末にプリインストールされているスケジュールアプリが、「BALMUDA Scheduler」として他のAndroidスマートフォン向けにも公開された。これまでのスケジュールアプリにはない、オリジナリティの高いインターフェースをもつこのアプリ、どんな風に使えるのかさっそく見てみよう。
ピンチイン・アウトで表示切り替え、長期間の予定も見渡せる
「BALMUDA Scheduler」は、元はBALMUDA Phone向けに独自に開発されたスケジュールアプリ。2020年3月になってGoogle Playで一般公開され、他のAndroidスマートフォンでも利用できるようになった。
一番の特徴的な機能は、ピンチイン・アウト操作で1画面に表示するカレンダーの期間をシームレスに切り替えられること。ピンチインで1日表示から数日表示、さらに週間、月間、年間と、カレンダーを縮小していくかのように切り替わる。また、ピンチアウトすれば逆に拡大していくかのように切り替わる。
1日表示については縦軸が時間帯となるが、それ以外は縦軸が日付、横軸が時間帯という画面レイアウト。予定が入っている箇所は、表示期間が短い状態だとタイトルまで見え、月間・年間表示になると色分けしたラインで表現される。長期間の予定の有無もざっくりと見渡すことができるので、繁忙期と閑散期を見つけて計画を考えるのにも役立てられそうだ。
Google カレンダーなどとの連携も可能だが、課題も
アプリ単体で予定を登録・管理することももちろん可能だが、GoogleアカウントやMicrosoftアカウントと連携し、それぞれのカレンダーサービスに登録している予定を同期することも可能。他のスケジュールアプリから移行したいときも手間はかからない。
ただ、やや幅広な画面のBALMUDA Phoneに最適化した形で作られているせいか、縦長画面が主流の他のスマートフォンでは、横軸の予定の一覧性があまり高く感じられない。また、Google カレンダーの予定を同期したところ、各予定を編集する時の説明内にHTMLコードが含まれてしまうことがあるため、可読性や編集のしやすさにも課題が残る。
しかし、一般公開を機にさらに多くのユーザーに利用されることになるため、これからますますブラッシュアップされ、そうした課題も解決されていくはず。BALMUDA Phoneの他のオリジナルアプリが、同じように多くのスマートフォンで使えるようになることにも期待したい。