てっぱんアプリ!

チョコボールで学べる「キョログラミング」。頭の体操をしつつキャラ育成も

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇
アプリ名: キョログラミング
開発者: 森永製菓
価格: 無料
対応OS: iOS 14.0 以降、Android 10 以上
カテゴリ: 教育

 在宅勤務などで自由度高く仕事できる環境にあっても、パソコンにずっとかじりついていると生産性は下がってしまう。ほどよく息抜きも必要だ。そんなちょっとした休憩中に、もしくはこれから春休みを迎える子供のプログラミング学習の第一歩に、ぴったりなのが「キョログラミング」。まずは手元にチョコボールを用意しよう。

チョコボールを使ってプログラミング的発想を学べる「キョログラミング」

始める前にチョコボールを用意。2種類以上は買っておきたい

 「キョログラミング」は、チョコボールを使ってプログラミング的な発想を学びながら、チョコボールのキャラクターであるキョロちゃんの育成もできるアプリ。始めるには実際のお菓子のチョコボールやそのパッケージが必要なので、あらかじめ近くのお店でチョコボールを購入しておきたい。パッケージ違いのチョコボールを複数揃えておくのがおすすめだ。

 大まかな手順は、キョロちゃんに行動を覚えさせて、その行動をパズル風に並べていき、その内容によってキョロちゃんの各種ステータスを向上させることで、さまざまなタイプのキョロちゃんに成長させていく、という流れ。

 そのため、まずはキョロちゃんに行動を覚えさせるために、チョコボールやパッケージを白い紙の上などに並べ、端末のカメラで認識させていくことになる。「笑う」「歌う」「お絵かき」など多数の行動があり、チョコボールやパッケージの並べ方によって覚えられる行動は異なる。特定のパッケージがなければ覚えられないものもあるので、行動パターンをコンプリートしたいなら、手に入れていないパッケージをお店で見つけたときにすかさずゲットしておきたい。

最初は「おぼえる」からスタート
チョコボールやパッケージの並べ方によって覚えられる行動は異なる
ヒントを参考にチョコボールを並べて認識
パッケージを認識させるパターンもある
行動を覚えた
キョロちゃんに覚えた行動をとってもらうこともできる

とった行動によってキョロちゃんが成長

 ある程度行動を覚えたら、次に、それらの行動をパズルのようにマス目に当てはめる「プログラミング」へ。行動はブロックで表現され、種類によって形状が異なる。うまく当てはまるように並べられたら実行しよう。キョロちゃんが設定した通りに順番に行動し、その内容によって3種類のステータスがアップする。

 ステータスが一定以上に達すると、キョロちゃんが成長し、見た目が変化。ステータスに応じて成長の仕方が変わるとのことなので、覚えた行動がどれだけあり、どのように行動を実行してきたかによって、違ったキョロちゃんの姿を目にすることができるだろう。アプリ内で「プログラミング」と言ってはいるものの、実際にはプログラミング要素はそれほど強くなく、どちらかというとパズルと育成ゲームが合体したような感じ。大人も楽しめるが、やはり子供と一緒に遊んで盛り上がりたいところだ。

続いて「プログラミング」画面へ
行動ブロックを配置していく
実行させると……
その内容によってステータスアップ
ARにも対応し、現実世界のなかでキョロちゃんに行動してもらうこともできる
どんなキョロちゃんに成長していくのかはお楽しみ