てっぱんアプリ!

丸1日先の雨雲位置もわかる「ウェザーニュース」で災害から身を守ろう

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: ウェザーニュース
開発者: Weathernews Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 11.0 以降、Android OS
カテゴリ: 天気

 連日のように耳に入ってくる全国各地の豪雨による被害。自分の住む場所がいつ災害に巻き込まれても不思議ではない状況だ。いざというときは迅速に避難行動が取れるように、5~10分ごとの雨雲の様子が27時間先までわかる「ウェザーニュース」を活用しよう。

27時間先までの雨雲の様子がわかるようになった「ウェザーニュース」

雨雲の動きを24時間前~未来の27時間後まで、5~10分単位で

 詳細な天気情報や災害情報などを閲覧できるアプリ「ウェザーニュース」は、2021年7月のアップデートで、AIなどを使った雨雲レーダーの予測機能をより強化した。

 一番の強化ポイントは、過去24時間前から27時間先までの雨雲の動きをチェックできるようになったこと。現在時刻から前後1時間は5分間隔、それ以外は10分間隔の状況がわかり、地図上に降水量の強さに応じて色分け表示する。

 また、現在地やピンを立てた(ショートカットを設定した)地点を選択した状態では、降水量の目安を時間帯別でグラフ表示できるようにもなっている。具体的な雨量の数値に加えて「ザーザー」などの擬音で雨の激しさが感覚的にわかるようになっているのも便利なところだ。

現在時刻から1時間後までは5分単位の雨雲の様子を、250メートルメッシュで把握できる
1時間後から27時間後までは10分単位となる
現在地やショートカットを設定した地点を選択した状態だと、降水量グラフとともに擬音で雨の激しさを表現
「ザーザー」や「ポツポツ」などと表記され、感覚的にわかりやすい

落雷や熱中症の危険度、河川洪水の危険性もわかる

 雨雲だけでなく、落雷の場所を90分後まで、熱中症の危険度も24時間先までそれぞれ確認可能。河川氾濫の警戒度合いや台風の状況を知ることもできる。これから夏本番を迎え、その後台風の季節に入っていくことを考えると、今のうちにインストールしておくのが良さそうだ。

 なお、無料ユーザーの場合、雨雲レーダーについては1時間先まで、それ以外の予測についても現在時刻までという制限がある。予測機能をフルに活用したいなら、月額315円の有料会員として登録することを検討しよう。

落雷地点についても90分後までの予測が可能
熱中症の危険度は24時間後まで
河川の氾濫の危険性も地図上でわかる
いち早く対応できるように、情報ごとの通知アラームも設定しておきしたい