今年のスギ花粉は2月上旬から、ウェザーニューズ「第三回花粉飛散傾向」

　ウェザーニューズは、アプリ「ウェザーニュース」のユーザーから寄せられた情報などをもとに、「第三回花粉飛散傾向」を発表した。同社によれば、今年のスギ花粉は2月上旬に飛散が始まり、2月下旬から広範囲でピークを迎えるという。

飛散時期

　「第三回花粉飛散傾向」では、2月上旬に関東や東海の一部、九州を中心とした西日本からスギ花粉の飛散が始まるとしている。

　2月中旬には、中国や近畿、東海の広範囲、東北南部でも飛散が始まる見込み。そして2月下旬には北陸、3月上旬には東北北部でも飛散が始まると予想されている。

飛散ピーク

　スギ花粉の飛散ピークは、九州で2月中旬～3月中旬、中国・四国から関東では2月下旬～3月下旬になるという。そして、北陸・長野や東北南部における飛散ピークは3月上旬〜4月上旬、東北北部では3月中旬～4月中旬になると予想されている。

　3月後半に入るとスギ花粉に代わり、西日本からヒノキ花粉の飛散が増加。ヒノキ花粉の飛散ピークは、西日本・東日本の広範囲で3月下旬〜4月中旬、北陸・長野で4月上旬～下旬、東北南部では4月中旬〜下旬になるとされる。

飛散量

　2021年と比較した今年の花粉の飛散量は、北日本や北陸で多くなり、関東や東海では同程度となる見込み。また、西日本では2021年よりも少なくなると予想されている。

　平年（2012〜2021年の平均）との比較では、平年並となるエリアが多く、全国平均では平年の98％程度になるとのこと。ただし、北海道では平年比140％と多くなる見込み。