てっぱんアプリ!

将来は遠方の撮影依頼も可能に!? 写真撮影でアイテムをゲットできる「pictier」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: pictier
開発者: 株式会社GALLUSYS
価格: 無料
対応OS: iOS 11.0 以降
カテゴリ: 写真・ビデオ

 他の人が自由に撮った写真を見たり、自分がいいと思った撮った写真を誰かに見てもらったり、というのがこれまでのSNS。でもこれからは、お互いに見てみたいと思う写真をSNSを通じてやり取りする形になるかもしれない。新たなフォトSNS「pictier」でそれを体験してみよう。

写真撮影することでアプリ内アイテムがもらえる「pictier」

写真撮影でアイテムゲットできる新機能が追加

 「pictier」は、地図と連動した写真を投稿していける匿名性のフォトSNS。投稿された写真を見るだけでなく、誰かが投稿した写真と同じ場所に訪れて、日付・時間帯の異なるタイミングで同じアングルから撮影していける、というのがコンセプト。複数の人が同じ風景の異なる表情をどんどん追加していくことで、その変化を楽しむことができる、という狙いだ。

 2021年3月に正式リリースされ、それとともに新たに「置き銭」機能が加わった。地図上に配置された「置き銭」アイコンの場所を実際に訪れて写真撮影することで、アプリ内アイテム(ポイント)をゲットできるというものだ。現在は都市圏を中心に運営側が配置した「置き銭」を多数見つけることができ、1箇所につき1アイテム(15ポイント)が得られる。アイテムゲットは早い者勝ちだ。

他のユーザーが投稿した写真が多数
地図上の「P」アイコンをタップすると、その場所で撮影された写真が見られる
他の人の写真の場所と同じアングルから撮影して追加することで、風景の変化が楽しめる
同じ場所での撮影時は、他の人が撮影した写真を薄く表示して位置合わせしやすくなっている

ユーザー同士で「置き銭」できるようにする計画も

 現在のところ「置き銭」機能は限定リリースのような段階で、運営側が配置したもののみとなっているが、将来的にはユーザーが「置き銭」を地図上の好きな場所に配置して、他のユーザーに写真撮影を依頼するようなことが可能になる、とのこと。得られたポイントを換金するような仕組みも取り入れる予定としている。

 外出や旅行がしにくい状況が続くなか、日常から離れた風景を楽しみたいと思っている人にとっては、こうした地図連動のフォトSNSで心を満たす、という使い方もアリ。いずれユーザー同士で「置き銭」ができるようになれば、自分でその場所に行けなくても、見たかった風景を気軽に目にすることができるようになるかもしれない。

最近になって実装された「置き銭」機能。地図上に見える「置き銭」アイコンの100メートル以内に近づく
アングルなどの指定は特にない。複数枚撮影して一番いいと思うものを選び「OK」
公開するかしないか、他の人の写真追加も許可するかどうか(Weave)などを設定
撮影、投稿が完了すると地図上に撮影済みポイントととして登録される
撮影の報酬としてアイテム(15ポイント)をゲット
リワードポイントとして加算されていく。いずれは他の人への撮影依頼に使ったり、換金したりできるようになるはずだ