てっぱんアプリ!
打合せや雑談にも便利かも? 音声SNS「Clubhouse」の使い方
2021年2月19日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Clubhouse
開発者: Alpha Exploration Co.
価格: 無料
対応OS: iOS 13.0 以降
カテゴリ: ソーシャル
音声だけでやりとりする新感覚のSNSとして話題をさらっている「Clubhouse」。iPhoneのみの対応で、既存ユーザーからの招待制ということもあり、まだ始められていない人もいるかもしれない。もし招待されたらすぐに楽しめるよう、どんな風に使えるアプリなのか改めてチェックしておこう。
招待されていなくても、まずはユーザー名を「予約」しておこう
「Clubhouse」は、米国発の音声SNSアプリ。2020年2月時点では招待制となっており、既存のユーザーから招待してもらわないと使い始められない。ただし、まだ招待されていなくても、アプリをインストールして自分のユーザー名を「予約」しておくことは可能だ。
一般的なSNSと同様、友人や知り合いと互いにフォローしあってつながる仕組み。会話する場となる「Room」を自分で作ったり、他の人が作ったRoomに参加したりして、そのなかで音声のみでやりとりする。フォローした人が作ったRoom、またはフォローした人が参加しているRoomについてはアプリのホーム画面に表示され、気になるテーマのRoomがあればいつでも自由に参加できる。
自分でRoomを作るときは、主に2つのパターンがある。1つは画面下部の「Start a room」ボタンを押し、タイトルや概要などを入力して即座に開設するパターン。この場合は世界中のユーザーが参加できる「Open」と、自分のフォローしているユーザーのみが参加できる「Social」、あらかじめ指定したユーザーのみが参加可能な「Closed」の3種類から選んで開設できる。もう1つは、画面上部にあるカレンダーボタンから日時指定してRoomの開設を予約するパターン。こちらの場合はRoomに招待するメンバーをあらかじめ設定しておくこともできる。
参加したRoomでは発言をリクエスト可能
Roomのなかでは、参加者は大まかにスピーカーとオーディエンスに分かれる。開設したユーザー自身(ホスト)と、ホストがあらかじめ指定したユーザーがスピーカーとして発言でき、それ以外のオーディエンスは傍聴のみ。ただし、ホストがオーディエンスのなかから選んだユーザーをスピーカーに招待することもできる。招待を受けたユーザーは承諾してスピーカーになることも、拒否して傍聴に徹することも可能だ。
また、手のひらアイコンをタップすることで、ホストに対してスピーカーにしてもらえるようオーディエンス側からリクエストすることもできる。もしRoomから退出したくなったときは、「Leave quietly」をタップすればよい。アプリを閉じた(他のアプリに切り替えた)だけではRoomに参加したままになるので注意しよう。
発言が被ってもクリアに聞こえる高品質な音声チャット
従来のオンライン会議ツールなどと比べたときのメリットは、音声のみということもあって比較的高音質でやりとりできること。動画でコミュニケーションする他のツールの場合、音声にノイズが入りやすかったり途切れがちだったりするうえ、同時に2人以上が発言すると音声が聞こえなくなることもある。しかし、Clubhouseでは複数人のスピーカーが同時に発言してもクリアに聞こえ、自然に会話しやすい。
友人のトークをラジオ的に聞き流したり、自ら発信するのに使うのも楽しいけれど、在宅勤務になったせいで会社の仲間との雑談が減ってしまい、アイデアが生まれにくくなった、という話もよく聞く昨今。ちょっとした打合せや雑談に、気軽に活用してみるのも面白いかもしれない。