てっぱんアプリ!
自転車通勤をもっと快適、安全にしたいなら「自転車NAVITIME」
2020年9月11日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 自転車NAVITIME
開発者: NAVITIME JAPAN CO., LTD.
価格: 無料
対応OS: iOS 12.0 以降、Android OS 以上
カテゴリ: ナビ
ダウンロード: iOS Android
公共交通機関での“密”を避けるため、自転車通勤する人が増えているようだ。運動不足解消につながり、健康的であることもメリットだろう。でも、クルマや歩行者と同じ道路を走る以上、事故などに遭うリスクもある。できるだけ安全に、かつ効率よく走るためにも、自転車専用のナビアプリ「自転車NAVITIME」を活用しよう。
坂道の少ないルートやクルマ通りの少ないルートを案内
「自転車NAVITIME」は、自転車用に最適化されたナビアプリ。カーナビと同じように出発地点と目的地、経由地を指定してルート検索することで、走行ルートを地図表示し、場面に応じて音声付きのナビゲーションをしてくれる。ただし、自転車向けとしているだけにカーナビとは異なる部分がある。自転車の場合、クルマでは入り込めない細い裏道やサイクリングロードなども走行できるため、そうした自転車が走行可能な道、もしくは反対に自転車が走行できない道などを考慮したルートが提示されるようになっている。
たとえばルート検索結果の画面では、最も効率よく走れる「推奨ルート」の他に、最短距離のルート、坂道の少ないルート、クルマ通りの少ない裏道やサイクリングロードを優先するルートなど、複数のルート候補が表示される。自転車では特に上り坂が多いと疲れてしまうので、坂道を避けられるルートがわかるのはうれしいところだ。またクルマ通りの少ない道を選べば、より安全に移動できるようになるだろう。
雨風を避けていつでも快適なサイクリングを
自転車通勤では悪天候もネックになる。雨が降っていても傘をさせないし、雨合羽で走るのは決して楽ではない。路面が滑りやすく視界も悪化するので危険度も高い。自転車通勤したいけれどできるだけ雨は避けたい……そう考えている人に役立つのが「降雨レーダー」機能だ。現在の降水量や今後の雨量を予測し、地図上に色分け表示してくれるので、雨を避けられるルートを考える助けになる。
Android版ではさらに大まかな風の強さ・向きを表示したり、台風の軌跡を表示することも可能。向かい風が強い日は風を避けられそうな道を選んだり、通勤時間帯の天候が大荒れになりそうなときは自転車通勤を諦めたり、といった判断もしやすくなるはずだ。
もちろん通勤だけでなく、休日のサイクリングで便利な機能も用意されている。コンビニやカフェ、駐輪場、サイクルショップなどのスポット検索ができるほか、楽しく走れる全国各地のサイクリングコースも紹介していて、おすすめのルートをなぞる形で走行できる。通勤からレジャーまで、自転車をもっと楽しく、安全に走らせたい人には欠かせないアプリだろう。