てっぱんアプリ!

NHKがついにネット上陸! 緊急時の強い味方にもなる「NHKプラス」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: NHKプラス
開発者: NHK (JAPAN BROADCASTING CORP.)
価格: 無料
対応OS: iOS 10.0 以降、Android 5.0 以上
カテゴリ: エンタメ
ダウンロード:  iOS Android

 災害時などの緊急的な場面での情報収集ツールとして、スマートフォンではフルセグやワンセグのようなテレビ機能が大いに役立ってきた。もしそのようなテレビ機能がない機種でも、今度からは「NHKプラス」をインストールしておけば、同じように手軽にテレビからの情報を得られるようになるだろう。

地上波2チャンネルの放送を視聴できる「NHKプラス」

受信契約と申込みが前提。ただし誰でも今すぐに視聴可

 「NHKプラス」は、地上デジタル放送の「NHK総合」と「Eテレ」の番組を視聴できるNHK公式アプリ。一部の番組・時間帯を除いた地上波の放送内容をサイマル(同時)配信しており、テレビと同じ番組をリアルタイムで視聴できる。

 インストール直後は映像部分にユーザー登録の案内メッセージが表示されるものの、ユーザー登録を行なうことでメッセージは一時的に消えてフルに視聴できる。NHKの受信契約をしていれば、ユーザー登録後1〜3週間すると確認コードが葉書で届き、そのコードをアプリに入力することで正式利用が開始となる仕組みだ。

正式に視聴するにはユーザー登録が必要。NHKの受信契約も必要になる
葉書で届く確認コードを入力して正式利用が開始となる

リアルタイム配信に加えて見逃し番組配信も

 視聴できるのは、2チャンネルそれぞれのリアルタイム配信と、過去放送分の見逃し番組配信。後者の見逃し番組配信については、放送から7日間という期限はあるものの、期間内であればいつでも好きな時に視聴可能。「新型コロナウイルス」などのホットワードや、番組ジャンルなどで整理されたプレイリストが用意され、キーワード検索でも探し出せるので、効率的に情報収集できるはずだ。

 本アプリの映像は、フルセグやワンセグとは違ってデータ通信で再生している。そのため、長時間視聴していると月間の高速データ通信量の上限をオーバーする可能性がある点に注意。データ容量に余裕がない場合は、設定画面でモバイルデータ通信時の画質を「低」などに変更しておくことを忘れないようにしよう。

現在地上波で放送中のNHKの番組をリアルタイムで配信している
字幕は映像内か、もしくは映像外に表示可能。なおスクリーンショット撮影時は映像部分が黒塗りになる
見逃し配信中の番組はカテゴリーなどから見つけられる
ホットなキーワードや特集からも見たい番組を検索可能
任意のキーワードで見逃し配信中の番組を検索
高速データ通信量の月間上限に応じて画質設定し、節約しよう