てっぱんアプリ!
誤認識ほとんどゼロ!? 文書を高精度にデジタル化できる「一太郎Pad」
2020年2月14日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 一太郎Pad
開発者: JustSystems Corporation
価格: 無料
対応OS: iOS 12.0 以降、Android 6.0 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: iOS Android
2020年2月に新バージョンが公開されたPC用のワープロソフト「一太郎」。これに合わせてリリースされた「一太郎Pad」は一太郎との密接な連携機能が特徴だが、一太郎ユーザーじゃなくても必携のアプリ。高精度なOCR機能が仕事の生産性を高めてくれるのだ。
写真を撮るだけで文書をきれいに電子化
「一太郎Pad」は、PC用ワープロソフト「一太郎」と連携するメモアプリ。製品版の一太郎を使っている場合は、PCとスマートフォンとの間で素早くテキストメモをやり取りでき、効率的な資料作成に威力を発揮する。が、本アプリには一太郎のユーザーでなくても便利に活用できる機能もある。それが、日本語や外国語に対応するOCR機能だ。
紙の文書や看板などをカメラで撮影すると、そこに書かれている文章を電子化し、メモとして保存できる。外国語混じりの日本語文章もかなり正確にテキスト化でき、試した限りでは、余計な空白が現れたり、形の似た字に誤変換されたりするようなことはほとんどなし。撮影画像の画質やフォントの問題で見にくい細かな文字・記号が誤って認識されたものの、それもごく一部で、文章の大部分がきれいにそのまま電子化された。
日時や記号をワンタッチで入力しながらメモも可能
OCRの保存先となるメモ機能では、新規にメモを作成して、直接キーボードなどからテキスト入力して編集することもできる。現在日時やカギカッコのような記号数種類をボタンのワンタッチで挿入できる入力支援機能が用意されており、思いついたアイデアや耳で聞いたセリフなどをその場で記録していくのにも活用しやすい。
PCと連携する機能は製品版の一太郎を所有しているユーザーのみで、体験版では試せないのが残念なところ。とはいえ、高精度なOCR機能は特にビジネスシーンで使い勝手が良さそうだ。身の回りのアナログな文書は片っ端から取り込んで、一気にデジタル化してみてはいかがだろうか。