てっぱんアプリ!
カメラでなんでも検索する「Google Lens」が一般のスマホでも
2019年2月1日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: Google
開発者: Google LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 10.0 以降、Android OS
カテゴリ: ツール
ダウンロード: iOS Android
Androidスマートフォン「Google Pixel」シリーズでしかこれまで利用できなかった「Google Lens」が、iPhoneを含む他の多くのスマートフォンでも利用可能になった。カメラをかざすだけで被写体の情報が得られるGoogle Lensをさっそく使ってみたいなら、「Google」アプリをインストールしよう。
独立したアプリはなく、Googleアプリなどから起動
「Google Lens」は、カメラを使った画像検索機能。被写体を自動で認識し、その被写体についての情報や、それに似た物の情報が得られるもの。元々はGoogle Pixelシリーズのスマートフォンでしか利用できなかった機能だが、その後Google フォトで撮影済みの写真を対象にGoogle Lensの機能が利用できるようになり、さらに2018年後半から他のスマートフォンでもカメラに写す形で利用可能になった。
Google Lensを利用する最も手っ取り早い方法は、検索ツールである「Google」アプリをインストールすること。Androidでは、アプリ起動後に「最新情報」をタップし、画面最下部にあるカメラ風のアイコンからGoogle Lensを利用できる。iOSではアプリ起動後の検索窓内にカメラ風アイコンが表示されている。
被写体を簡単に検索。テキストのコピーも可能に
Google Lensでは、被写体をカメラで写したまま数秒ほど待つと、解析が完了してその被写体の名前、もしくはそれに似た物、関連した物の名前を表示する。続けて名前や情報をタップすればサーチエンジンにアクセスしてより詳しい情報が得られる。花や植物など名前のわからないものを調べたいとき、食品や日用品をオンラインで購入したいとき、似た商品を探してお買い得品を見つけたいときなどに利用できるだろう。
また、ディスプレイに表示されたテキストや紙に印字された文言を写すことで、その内容を認識してテキストデータとしてクリップボードにコピーすることも可能。テキスト内の電話番号をタップすると、番号だけを抽出して素早く電話をかけることができ、日時が含まれている場合はカレンダーアプリと連携して、その日時で簡単に予定を登録する、といった使い方も可能。検索が楽になるだけでなく、応用次第でさまざまな活用が可能になりそうだ。