てっぱんアプリ!

新着メールにワンタップで対応。通知ブロックも可能な「AutoNotification」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

◇   ◇   ◇

アプリ名: AutoNotification
開発者: joaomgcd
価格: 無料
対応OS: Android 4.0.3 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android

 メールの着信通知があっても読んでいるヒマがない。とりあえずはタイトルや送信元だけ確認しておいて、必要なものを後で読みたい、というときはないだろうか。「AutoNotification」があれば、Gmailに届いたメールに対し、通知パネルからワンタップでマークするなどさまざまな操作が可能だ。不要な通知に悩まされている人の助けにもなってくれる。

ワンタップで新着メールをさまざまに処理できる「AutoNotification」

受信メールを通知パネルから一発で操作

 「AutoNotification」は、Gmailのメール受信の着信通知があったとき、その通知から直接メールを処理できるようにするアプリ。Gmailアプリ自体も標準で着信通知機能があり、通知パネル内で新着メールに対して最小限の操作で「アーカイブ」や「返信(画面への遷移)」が可能になるが、本アプリではその対処できる範囲をさらに広げてくれる。

 通知パネル内の新着メールに操作用アイコンが表示され、アーカイブや返信はもちろんのこと、「Read(既読)」「Star(スター)」「Delete(削除)」「Spam(スパム)」「Important(重要)」などにマークできる。また、「Social」「Promotions」「Updates」「Forums」といったカテゴリへの移動・関連付けも可能だ。このとき、Gmailアプリ自体の通知はブロックして表示しないようにもできるので、通知は本アプリのものに完全に置き換わる形となる。

設定画面の「Gmail Buttons」をタップ
「Add Account」でGmailアカウントと関連付ける
次に「Buttons」で通知に表示する機能を選ぶ
設定できる機能は最大5つまで。このパターンは左から「返信」「既読」「スター」「削除」「スパム」
ソーシャルやプロモーションなどカテゴリへの県連付けも設定可能
上がGmailの通知。できるのは「アーカイブ」と「返信」のみだが、下のAutoNotificationの通知ではワンタップでカテゴリ分けを可能にしている

特定の通知をブロックしたり、目立たせたりすることも

 Gmailアプリの通知をブロックできるのと同様に、それ以外の指定したアプリの通知をブロックする機能も備える。通知を表示したくないアプリを一覧から選ぶだけで、そのアプリが生成する全ての通知をブロックできるほか、そのアプリの通知のうち指定したキーワードがタイトルや本文に含まれるものだけをブロックすることも可能だ。アプリの通知が全てブロックされるのは困るが、重要度の低い特定の通知メッセージは消したい、というような場面で使えるだろう。

設定画面の「Notification Blocking」で表示される画面。右上の「+」をタップ
アプリ一覧から通知をブロックしたいアプリを選ぶ。インクリメンタルサーチも可能
テキスト入力欄に何も入力しなければそのアプリの通知全てがブロックの対象となる。キーワードを指定してそれが含まれる通知のみをブロックすることもできる
詳細設定でさらに細かい条件を指定できる

 この通知ブロック機能を拡張した「Notification Categories」という機能も用意されている。これは、個別のアプリの画面(インテント)に関連付けられた通知に対して処理できるもの。通知があったときにそれを表示するかどうかだけでなく、音を鳴らすか、鳴らす場合はどのサウンドを鳴らすか、LEDを明滅させるか、スリープ復帰時のロック画面に通知を表示するか否か、といったところまで設定できる。アプリの機能に応じて通知の仕方をカスタマイズしたいときに役立てよう。

「Notification Categories」の設定。特に重要なアプリの通知を目立たせたい、でもロック画面では通知を表示させたくない、といったときにも便利