てっぱんアプリ!

仕事以外でのスマホ使いすぎを防ぐ「App Usage」

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: App Usage
開発者: Sam Lu
価格: 無料
対応OS: Android 4.1 以上
カテゴリ: 仕事
ダウンロード: Android

 目の前にスマートフォンがあると、たとえ仕事中であっても、なんとなくそちらに気をとられてしまう。1回1回はわずかな時間でも、それが1日、1週間ともなると、そのトータル時間は膨大になっているかもしれない……。自分がどれくらいスマートフォンを使っているのか知りたいとき、あるいは“誘惑”に打ち勝ちたいとき、「App Usage」ならその助けになってくれる。

スマートフォンの使用状況をタイムラインでも見られる「App Usage」

スマホの使用回数とアプリの使用時間を記録、分析

 「App Usage」は、スマートフォンやアプリの使用状況を記録して分析できるようにするアプリ。スマートフォンのスリープからの復帰(ロック解除)回数と、インストールしているアプリごとの使用時間(動作時間)が記録され、1日にどれだけスマートフォンやアプリを使っているのかがはっきりわかるようになる。何時何分に何を使ったのか、詳しい使用状況をタイムラインでチェックすることも可能だ。

 どのアプリをどれほど使ったかは、1日または1週間ごとにまとめられた一覧やグラフで確認できる。標準では、インストールされている全アプリが集計の対象となっているが、指定したアプリを除外する機能もある。仕事に関係するアプリだけを除外しておけば、純粋に“仕事以外”の用途に使った時間が明らかになるだろう。

各アプリの使用時間を一覧表示
1日単位の使用時間グラフ
1週間単位の使用時間を確認
月間カレンダー風の画面でもチェック可能

指定時間以上のスマホ・アプリ使用を警告

 “使いすぎ”を防止したいときは、Over-use reminder機能を使おう。ここで1日あたりのスマートフォンの復帰(ロック解除)回数とアプリの使用時間、チェック対象とするアプリを指定しておくと、指定した上限を超えたときに通知やポップアップなどで警告してくれるというものだ。

メニューからOver-use reminderを選択
Over-use reminderの設定画面
アプリ使用時間と復帰回数の上限を指定しておこう
上限を超えて使用すると、通知やポップアップで警告してくれる

 スマートフォンやアプリの使用を強制的に制限することはないので、以降も使い続けるかどうかは自分次第。それでも、その日の早い時間帯に制限に到達するようなことがあれば、どれだけ自分がスマートフォンに時間を費やしているか自覚できるに違いない。時間の無駄遣いになっているアプリを見つけてアンインストールする“荒療治”の際の判断材料にも役立つはずだ。