てっぱんアプリ!
JR東日本も東急電鉄もカバー。出張の味方「東京メトロアプリ」
2017年2月10日 06:00
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!
アプリ名: 東京メトロアプリ
開発者: 東京地下鉄株式会社
価格: 無料
対応OS: iOS 7.0 以降、Android 4.0 以上
カテゴリ: ナビ
ダウンロード: iOS Android
最近、鉄道会社が提供するアプリが増えてきた。乗り換え案内機能を備えていたりもするが、これらのアプリが主眼としているのは、どちらかというとリアルタイムかつ詳細な情報の配信だ。ただ、東京を中心とした東日本の範囲だけでも複数の鉄道会社のアプリが存在し、「そんなにたくさんのアプリは使いこなせない」と思われがち。ところが、例えば「東京メトロアプリ」でも、都営地下鉄を含めた乗り換え案内や、JR東日本・東急電鉄の情報をチェックできるのだ。
「JR東日本アプリ」「東急線アプリ」と連携できる
「東京メトロアプリ」は、東京都内を中心に、北は埼玉県、東は千葉県の一部まで続く地下鉄路線のさまざまな情報を提供しているアプリ。路線図全体を表示して乗り換え経路を大まかに確認できるほか、全線の現在の運行情報の表示、出発・到着時刻などを指定した最短経路の乗り換え案内、遅延証明書の発行など、多くの機能をもつ。
そんななかでも最も注目したいのが、路線ごとの列車の走行位置を確認できる「列車走行位置」機能と、各駅の時刻表がわかる「時刻表」機能。この2つの機能については、「JR東日本アプリ」と「東急線アプリ」という2種類のアプリと連携し、JR東日本管内の在来線や新幹線に加え、東京都と神奈川県内を走る東急電鉄の路線の情報までカバーできるようになっている。
あらゆる路線の「列車走行位置」と「時刻表」がすぐにわかる
連携するには、あらかじめ「JR東日本アプリ」と「東急線アプリ」をインストールしておく必要がある。まず「列車走行位置」機能では、例えば地下鉄からJR線・東急線への乗り換えがある駅に「連携のりかえ」ボタンが表示され、タップすると、JR線と東急線の乗り換え路線が候補表示される。その中から知りたい路線を選べば、該当路線に合うアプリが起動し、その路線における列車走行位置を知ることができる、という仕組みだ。
「時刻表」機能も同じように、地下鉄からJR線・東急線への乗り換えがある駅の時刻表画面に連携を表すボタンが表示され、タップすると乗り換え可能な鉄道会社の候補が表示。時刻表を知りたい鉄道会社を選べば、該当の鉄道会社の駅の時刻表がすぐにチェックできる。
アプリ間で相互に連携。お気に入りのアプリを中心に活用しよう
これらの連携機能は、「JR東日本アプリ」と「東急線アプリ」も備えている。つまり、各アプリの「列車走行位置」および「時刻表」機能で、東京メトロアプリを含む他の鉄道会社のアプリと連携して、各鉄道会社における詳しい情報が得られるというわけ。
3つのアプリをインストールしてさえいれば、どのアプリを使っていても、相互に列車走行位置と時刻表の情報を素早く確認できるのだ。インストールしているからといって3つともまんべんなく使う必要はなく、どれかお気に入りを決めて、必要に応じて連携機能を活用することで、関東から東北にかけての広い範囲の鉄道情報を漏らさずゲットできるだろう。
電車で移動することの多い東京や東日本で活動するビジネスマンが便利に使えるのはもちろんのこと、他の地域に住む人が東日本方面に出張に来る際にも、これら3つのアプリが大いに活躍してくれること間違いなしだ。